(´・ω・`)違法やぞ
目次
■概要:公式が不正を検出したと発表
DMPランキングより大事なお知らせ
— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) January 22, 2021
DMPランキング利用規約第11条に反する不正な参加表明機能の利用がありました。
不正な参加表明は無効とし、全て削除となります。
尚、不正利用者には更に重い対処の適用も検討しております。
皆様不正な利用は絶対におやめください。 https://t.co/1riN7pLxPG
2021/1/22の16時ごろ、公式から「不正なCS登録を検出した」との声明が出されました。
「不正な参加表明は無効とし、全て削除となります。尚、不正利用者には更に重い対処の適用も検討しております」とのことです。
■DMPランキング利用規約第11条って?
第11条 (DMP Rankingの利用条件)
1. 弊社は、お客様に対し、本規約の定める条件に従い、DMP Rankingの譲渡及び再許諾不能かつ非独占的なDMP Rankingの利用権を許諾します。
2. お客様は、DMP Rankingに関するデータを、DMP Rankingが予定している利用態様を超えて利用(複製、送信、転載、改変などの行為を含みます)してはなりません。
3. 投稿コンテンツのバックアップは、お客様ご自身で行っていただくこととなります。弊社は投稿コンテンツのバックアップを行う義務、および投稿コンテンツが削除されたまたは消滅したことによりお客様が被った不利益・損失を賠償する責任を負いません。
4. DMP Rankingは、お客様の投稿コンテンツに対して、弊社を含む第三者が修正、削除等の編集を行える機能を含む場合があります。この場合、お客様はご自身の投稿コンテンツに対する第三者の編集を許諾し、著作権、著作者人格権その他の権利を行使しないものとします。
5. お客様は、投稿コンテンツに対して有する権利を従前どおり保持し、弊社が当該権利を取得することはありません。ただし、お客様は、弊社に対して、DMP Rankingの運営、広告等のDMP Rankingの提供に必要と弊社が判断する範囲内で、自身の投稿コンテンツについての全世界における取消不能、再許諾可能、かつ非独占的な使用権を許諾するものとします。
6. お客様は、投稿コンテンツが第三者の著作権、著作者人格権、その他の権利を侵害していないことを保証するものとします。
7. 弊社は、法令または本規約の遵守状況などを確認する必要がある場合、投稿コンテンツの内容を確認することができます。ただし、弊社はそのような確認を行う義務を負うものではありません。
8. 弊社は、投稿コンテンツが法令もしくは本規約に違反する、または違反するおそれがあると認めた場合、もしくはその他業務上の必要がある場合、あらかじめお客様に通知することなく、投稿コンテンツを削除するなどの方法により、DMP Rankingでの投稿コンテンツの利用を制限できます。
いろいろ書いてありますが、要するに「利用するにあたっていらんことするなよ」という制約がずらっと並べてあるやつです。
利用権の譲渡禁止が規定されていることから、最初は「CSの枠をアカウントごと譲渡して引っかかったのかな…」と考えていたのですが…。
■DMPランキングシステムの不備を突いた不正登録と、それを助長する有料noteの存在
どうやら参加表明機能をゴニョゴニョすると、不思議な力で早期登録ができたっぽいんですね。
話題になっていたのは以下2つ。あーる選手とりんすき選手のものです。
前者は500円、後者は1000円だったものが突如値上げされて10000円。
なお後者のnoteをツイートしてみると…。
あ|りんすき|note https://t.co/p8NlkKpoGv
— 忘れられた遺跡 (@ruins_forgotten) January 22, 2021
登録の証拠と思しき、第19回VDuelCSの参加者一覧の画像がプレビューとして出てきます。
そしてDMPランキング上のイベントデータを確認すると、No.1-4の選手が削除されていることがわかります。
No.1-4の選手が不正登録と判定され、登録を取り消された感じなんですかね。不正な早期登録ならタイムスタンプを見れば運営からはわかっちゃうもんな。
でもなんでバレたんでしょうね。登録に死力を尽くしてるタイプの人に見抜かれたんかな。
総務省が出してる統計を見ると、不正アクセス禁止法に定める不正アクセスについては、その13%が「オンラインゲーム・コミュニティサイトの不正操作」だったらしいっすね。今回のような事例はそう珍しくないようです。
ネトゲの不正アクセスとか、たまーに逮捕者出たって聞くもんね。
■加熱するCS登録
リモートCSへの登録競争の加熱は、コロナ禍の影響でリアルCSの開催が停止されたこと、そしてプロモカードの配布が影響しています。
CSで配布されるプロモカードは、2015年に初めて配布された《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》以来、継続して高額であり続けています。
(《ウソと盗みのエンターテイナー》とか、微妙なのもありましたが…)
まさかほんとに買取させていただけるとは思ってませんでした...
— カードボックス津店 (@cardboxtsu) September 10, 2020
チラシ発行後30分の出来事でした...
担当吉田もびっくり‼️
【偽りの王ヴィルヘルム(CS)】買取させて頂きました‼️
お買い求めの際は是非当店まで🙄#カードボックス津店 #CB津 #DM #デュエマ #偽りの王ヴィルヘルム pic.twitter.com/OYZsoJcdmC
極端な例を出すと、2016年に優勝者に配布されていた《偽りの王 ヴィルヘルム》が店売り70万、みたいな。
んまぁ上記は本当に極端な例ですが、しかし2020年の優勝プロモである《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》も5万買取ぐらいではあったので、まあ頑張ればCSだけで生活できるんちゃうかぐらいの感じではあったわけです。バウンティ・ハンター!
そんなCSプロモですが、リアルイベントでは上位入賞者に配布されていました。けれどもリモートではサマ防止が難しいこともあり、ランダム配布に切り替わっています。
(公式から指定があるわけではないですが、おそらくどこもそうじゃないかなー)
例えば今回、震源地にされてしまった第19回vDuel CSでは…。
優勝賞品:≪ドラゴンズ・サイン≫(DMPROMOY18 P101/Y19)
ランダム景品:≪卍 デ・スザーク 卍 ≫(DMPROMOY18 P29/Y19) 【注1】
ドラゴンズサイン(DMPROMOY18 P101/Y19)
※ランダム抽選は一定数の勝利した方に配布されます。抽選方法についてはサーバーまで。と定められていますから、人によってはリアルCSよりも高額カードを手に入れやすいわけですね。
またリアルCSの開催中止でデュエル・マスターズを遊べる場所自体が激減しており、ゆえにリモートCSの登録が加熱すると。
ちなみにいまカーナベルを見たら、《ドラゴンズ・サイン》は98000円、《卍 デ・スザーク 卍》は228000円で販売されていました。誰が買うんだ…?
■おまけ:似たような(?)事例
<vaultプライベートログ事件>
<グラブル解析事件>
3コマ漫画。
グラブル本体のアドレスをゴニョゴニョすると新キャラ情報が見れたんですが、それを取り上げていたまとめサイトに向かって木村Pがすごい勢いで走っていって滅したアレです。
リリース前情報の解析等を取り上げてるサイトには法的措置を取ろうと思います。
— 木村唯人 (@KimuraYuito) December 30, 2017
弊社より連絡を差し上げているのでご確認ください
— 木村唯人 (@KimuraYuito) December 31, 2017
…こういうの、普通にお手紙来るみたいなんでやめた方がいいっすよ。
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コメント
コメント一覧 (4)
なんか記事読む限り正常アクセスの範疇に見えるんだけど
「管理者の意図しないアクセスは概ねダメ」と理解してもらえれば。