(´・ω・`)インチキはいかんでしょ





 










■事の発端:7期2pickレーティングにおいてN選手がBANされる




レート7期前半(2020/7/13〜2020/8/2)終了後、運営のGAMEBOXによってN選手がBANされます。

N選手は「運営に問い合わせたが理由が開示されない」「自分のアカウントがハッキングされた可能性がある」とコメント。これを信じるプレイヤーと信じないプレイヤー、両方が発生します。





■「この件を風化させるべきでない」との動きが発生



 

■運営側からBANについての理由が開示される






■N選手本人も事実関係を認めて謝罪






■アナログからデジタルへ移行しても消えない不正


HS日本語版がリリースされて少しした頃、上位プレイヤーがインタビューに答えて「デジタルは不正がないからいいよね」と述べ、共感を集めたことがありました。

それから5年ぐらい(多分)が経ちましたが、その間、デジタルの世界ではいくつかのイカサマが発生しています。

例示したハースストーンでは、2017年にスクショ偽造による試合結果の捏造が発生。




デュエプレでも今年、公式大会において上位入賞者の試合結果の捏造が発覚しました。




この辺もいずれはシステムとして捏造不可能なように変わっていくはずで、過渡期だから仕方ないよねーという感じはありますが、なんにせよ「デジタル=不正不可」というわけではありません。悲しいね。

今回、取り上げたSVのレーティングでも、2019年に帆立選手の不正騒動があったばかり。



レーティングはCygamesの公式サービスではなく、GAMEBOXが運営しているものなので、試合結果の捏造をシステム的に止めるのは難しいようです。
(まーでも、運営がきちんと対戦履歴とか見てるっぽいので最後にはバレるよな……エドガーみたいなんは無理だね)

これだけなら「非公式サービスでインチキした人がいたんすね」で終わるのですが、厄介なのは「プロ採用に際してレーティングの実績が参考として使われてるっぽい」つー話があるところ。
そうしたサービスで不正騒動があると、うーん……となるのはわかります。




一発勝負のRAGEよりは参考になりそうだよねーとか個人的には思ったり思わなかったりしますが。でもvaultみたいな立ち位置だし、難しいね。



■おまけ:2019年の不正騒動時の運営コメントと反応





不正への対応って難しいですよねー。「サービスの代表」的な立ち位置だとなかなか「これはゲームから追放でしょ」とは言えないと思うし、その辺はある程度仕方ないんじゃないでしょうか。
結局、歴史を重ねていくうちに「こらあかんわ」という全体合意が作られて、その上で「じゃあ処分を重くしますね」が来ると思うので。

もちろん他ゲーから来ると「激ヌルやんけ」となっちゃいますけど、しかし他のゲームでも初犯で永久BANってあんましないと思うので、わりかしバランスのとれたコメントじゃなかろかという印象を受けます。
(でも、プレイヤーからは許容しがたいよなー……全体の話と個別の話のすり合わせは難しい)

まあ……処分の決定権を持たない人間がやるべきことは、原則としては事例の記録じゃないかなーと思ってます。積み重ねがないと、前には進めないしね。



■参考




 


 
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