(´・ω・`)インチキはいかんでしょ
■事の発端:7期2pickレーティングにおいてN選手がBANされる
この度は本当に大変ご迷惑をお掛け致しました。 pic.twitter.com/CL7dE1EMfa
— N/RiM丨CTA (@N96662140) August 3, 2020
レート7期前半(2020/7/13〜2020/8/2)終了後、運営のGAMEBOXによってN選手がBANされます。
N選手は「運営に問い合わせたが理由が開示されない」「自分のアカウントがハッキングされた可能性がある」とコメント。これを信じるプレイヤーと信じないプレイヤー、両方が発生します。
Nくんがやるとは思ってないから大丈夫
— 亀様 /Seekerz 星詠み☄ (@kamepick_sv) August 3, 2020
えぬは不正しないっしょ👊
— なつ/LP (@natukunsv) August 3, 2020
(クラウド上にあるであろう)サーバをハッキングして、(なぜかハッシュ変換されてない)パスワードを入手して、不正ログインして、ランキング上位をBANする人、相当ヤバいと思う(空中リプ)
— ヤーク (@Yark_Medhici) August 3, 2020
何故か謝ってて
— ゼオン@台湾万歳香港加油 (@raidersforte) August 3, 2020
運営はBAN理由開示しない
スーパーハカー
そこまでやってやることはなっがい時間かけて退出祭りとめちゃくちゃしょうもない
さすがに?
■「この件を風化させるべきでない」との動きが発生
2Pickレート過疎すぎてランキングBANの件このまま流れそうだけど大丈夫なのかな…?
— せんとらる*ラズリ (@Lilistone_sv) August 4, 2020
不正だから風化させちゃダメな気がするけど
誤BANしても許されるまたは不正してもやり過ごせる2Pick競技シーンならレートの価値下がっちゃいますよねって
— せんとらる*ラズリ (@Lilistone_sv) August 4, 2020
2Pickレート第7期前半戦で3位がBANされた件についての詳細説明と協力のお願い|ラガ @akitoraga #note https://t.co/DKhMafCW8e
— ラガ/ZEAL (@akitoraga) September 24, 2020
このまま黙っていることは良くないと考え記事を書きました
色々なご意見があると思いますが、拡散と協力をお願いしたいです
■運営側からBANについての理由が開示される
詳細を公表してしまうと不正に利用される恐れがあるため、今後理由を公表することはありません。
— Ratings for シャドウバース (@ratings_sv) September 25, 2020
また、BANの際にはRatingsアプリ内で該当者に理由を表示しているため、理由の開示を禁止している事実はありません。
https://t.co/Hr55YfvdQO
— ラガ/ZEAL (@akitoraga) September 25, 2020
ratings for シャドウバース様の迅速な対応に感謝します
まとめた意見を送るためにフォームの作成を考えていたところだったのですが結果が出たのでこれ以上意見のDMを送る必要はありません
ご協力ありがとうございました
■N選手本人も事実関係を認めて謝罪
本当に申し訳ございませんでした。 pic.twitter.com/wkY6TtKCvD
— N/RiM丨CTA (@N96662140) September 28, 2020
■アナログからデジタルへ移行しても消えない不正
HS日本語版がリリースされて少しした頃、上位プレイヤーがインタビューに答えて「デジタルは不正がないからいいよね」と述べ、共感を集めたことがありました。
それから5年ぐらい(多分)が経ちましたが、その間、デジタルの世界ではいくつかのイカサマが発生しています。
例示したハースストーンでは、2017年にスクショ偽造による試合結果の捏造が発生。
デュエプレでも今年、公式大会において上位入賞者の試合結果の捏造が発覚しました。
この辺もいずれはシステムとして捏造不可能なように変わっていくはずで、過渡期だから仕方ないよねーという感じはありますが、なんにせよ「デジタル=不正不可」というわけではありません。悲しいね。
今回、取り上げたSVのレーティングでも、2019年に帆立選手の不正騒動があったばかり。
レーティングはCygamesの公式サービスではなく、GAMEBOXが運営しているものなので、試合結果の捏造をシステム的に止めるのは難しいようです。
(まーでも、運営がきちんと対戦履歴とか見てるっぽいので最後にはバレるよな……エドガーみたいなんは無理だね)
これだけなら「非公式サービスでインチキした人がいたんすね」で終わるのですが、厄介なのは「プロ採用に際してレーティングの実績が参考として使われてるっぽい」つー話があるところ。
そうしたサービスで不正騒動があると、うーん……となるのはわかります。
プロになりたいならレート杯を目指すのも一つの手段って考え方も出来るので夢を奪ってることにはならないと思います
— 月姫 (@touri_horaizona) April 19, 2019
でもプロリーグ見てるとレートやってる人たち結果出してるからどうなんだろうとは思いますけど
— 月姫 (@touri_horaizona) April 19, 2019
一発勝負のRAGEよりは参考になりそうだよねーとか個人的には思ったり思わなかったりしますが。でもvaultみたいな立ち位置だし、難しいね。
■おまけ:2019年の不正騒動時の運営コメントと反応
レートアプリを開発したのはシャドバプレイヤーが活躍できる場を増やす為であって、減らす為ではない。
— いな@GameBox (@yuki_inaba44) February 25, 2019
今後もし彼がRAGEやJCGで活躍したらそれは素晴らしいことで、賞賛されることだと個人的には思っている。
不正を行う人間の反省っていうのは、「悪いことをしてしまったから改めよう」ではなくて、「バレることがわかったから気をつけよう」なのですよ。再犯率とか調べてみてください。人間の性根はそう変わるものではない。
— Tanasinn (@desertofgreen) February 25, 2019
周囲が簡単に赦したら、その程度で済むことかって他の人も思ってしまう。不正を行っているのは他にもいるでしょうし、不正は赦されないときついこと言っておくのが環境作りのためには良いと思いますよ。特に実績がああったりフォロワーの多かったりする影響力のある人は。
— Tanasinn (@desertofgreen) February 25, 2019
わたしはレーティングが出来てからわりと初期にインストールして触ってみた。名の知れた強いプレイヤーと試合ができる体験は素晴らしいと思う。しかし今は全く触っていない。時間を取っても良いと思うこともあるのだが、そうさせないのは不正や暴言、マナーの悪いプレイヤーの話がよく流れてくるから。
— Tanasinn (@desertofgreen) February 25, 2019
シャドバプレイヤーが活躍する場をと言っているけど、その拡大を不正プレイヤーが妨げていることが考慮されていない拙い擁護に見える。
— Tanasinn (@desertofgreen) February 25, 2019
非公式アプリとかそういう問題でもなくて、不正に甘い風潮を作るのはレーティングだけにとどまらずシャドバに関連するコミュニティ全体の自浄作用に関わるからレーティング運営という影響力のある立場の人間の発言としてはかなり不適切。
— Tanasinn (@desertofgreen) February 25, 2019
競技の場を成立させる難しさはオリンピックですら何度もこのような事態が発生し、処罰やルール変更を行っていることからも伝わってきます。
— 海老江 邦敬 (kuroebi) (@kuroebi_games) February 26, 2019
それでもこれらが残ってきたのは競技の場が必要だと思う人がいるからこそです。
競技の場を無くさないためにもルールの遵守を今一度、皆で徹底しましょう。
不正への対応って難しいですよねー。「サービスの代表」的な立ち位置だとなかなか「これはゲームから追放でしょ」とは言えないと思うし、その辺はある程度仕方ないんじゃないでしょうか。
結局、歴史を重ねていくうちに「こらあかんわ」という全体合意が作られて、その上で「じゃあ処分を重くしますね」が来ると思うので。
もちろん他ゲーから来ると「激ヌルやんけ」となっちゃいますけど、しかし他のゲームでも初犯で永久BANってあんましないと思うので、わりかしバランスのとれたコメントじゃなかろかという印象を受けます。
(でも、プレイヤーからは許容しがたいよなー……全体の話と個別の話のすり合わせは難しい)
まあ……処分の決定権を持たない人間がやるべきことは、原則としては事例の記録じゃないかなーと思ってます。積み重ねがないと、前には進めないしね。
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