(´・ω・`)スイッチのマリオブラザーズ買いました




 




■そもそもなんの話?


先日、VABELというハイクラスTCGイベントがありました。

 

このイベントに、池の人がゲストとして参加していたんですね。

 

ただでさえイマイチな印象が広がった中、ゲストの一人である池っち店長こと池田芳正氏がTwitter上で持論を展開し始めたことで、さらに状況は悪化します。

池田氏は一貫して自身をゲストと位置づけており、一般的にはゲストがイベントの「理念」や「意義」にまで踏み込んだ発言をすることは稀です。しかし本件に関しての池田氏は、すーさん氏をはじめとした主催者サイドの面々をはるかに上回る勢いで多弁でした。あまりにも言葉が多かったため、池田氏はゲストであっても限りなく主催者に近い位置にいるだろうと、多くのユーザーは受け止めたと思います。これは「事実誤認」ではなくあくまで「印象」の話です。
(太字部分引用)


上にリンクを貼った参加者の方の記事にあるように、池の人はゲストでありながらも、めちゃくちゃイベントの理念その他を語っておられました。またご本人によれば、動員にも多大な貢献をしたとのこと。



そんなこんなで「主催、あるいは主催に近い位置にいる人だろう」というイメージを持たれていた池の人ですが…。

VABEL終了後の翌日、こんなツイートをします。




イベントの理念やらなんやらをめっちょ語っておられた人が、急に「自分はただのゲスト」と言い放ったもんですから、見てる側は目を疑ったわけです。



今回は、「どうして池の人は、自分のことをわざわざ” ゲスト ”だと言ったんだろう」という話です。



■ゲスト発言は当初から


ぱっと見、上記の池の人の発言は、「(イベントはなんかあんまりうまくいかなかったけどそれはそれとして)俺はゲスト(なので関係ない)」と言っているように見えちゃいます。
なので、ちょっと過去発言を掘りました。



自分の確認したところによると、わりかし序盤から「自分はゲスト」とわざわざ明言しています。ので、VABEL後に「自分はゲスト」と言い放ったのも、その流れだったんではないかなーと思いました。
(=失敗こいたけど自分には無関係、と言いたかったわけではない)

じゃ、何でわざわざあんなタイミングで「ゲスト」発言が飛び出したのか、なんですが。
僕は、「配慮」ではないかと思います。



■ドミネイター


「配慮」について説明するためには、まずドミネイターについてみなさんに思い出していただかなければいけません。



ドミネイターは、原作を池の人が担当し、かつて株式会社FoWがリリースしようとしたTCGです。
本当は2019年にアニメ放映開始…のはずだったんですが、2018年の末ごろにブシロードが版権を購入。

それに伴って開発日程を建て直したっぽいのですが、今どうなっているのか、ほとんど武士からは発表がありません。



 新しい動きも始まっています。昨年末、FORCE OF WILL株式会社が製作を手掛けていたプロジェクト『ドミネイター』の権利が、ブシロードへ移行しました。
まず権利を買った理由ですが、やはり池っち店長(池田芳正氏)の企画というのが大きいですね。企画自体も進んでいましたし、ゲームも遊ばせてもらいましたが面白かった。ただ、すぐに商品化はできないと思っています。当初は2019年中にアニメ放送開始も視野に入れた展開を発表していましたが、新しいカードゲームを立ち上げるのは、アプリゲームを立ち上げる以上に難しくなってきている。どうやったら盛り上げることができるかをしばらく考えたいと思っています。
 
『ドミネイター』ではない別の新TCGに関しても今年、なんらかの発表を予定しています。そちらに関しても、これまでにないプロジェクトを進めています。夏頃には発表会を開けると思いますのでご期待ください。最近の『ポケモンカードゲーム』のヒットも長く続かない可能性もあります。今年はさまざまな企画でなんとかTCG業界を盛り上げたいですね。
(太字部分引用)

木谷社長から「ドミネイターは買ったけど、それはそれとしてまず別のTCGを売るね」とコメントがあったぐらい。
今のところ、武士的には「投資対象ではない」と見るのが妥当でしょう。

そうなると、池の人的には困るわけです。自分が関わっているものですから、世に出したいですよね。
出すためには資金がいる。武士は出してくれない。じゃあ、他から引っ張らないと。

というところに、VABELが降って来たのではないでしょうか。



こちらの動画を見ると、主催の方は「TCGを投資対象となるレベルまで引き上げたい」とコメントされておられます。
池の人にとっては、魅力的ですよね。投資資金を探していたわけですから。ひょっとしたら、主催の方自身が投資してくれるかもしれません。
(主催の方の資金量がわからないので、なんともアレですが…しかしこの動画、見れば見るほど主催が気の毒になるな)

…ちょっと遠回りになりましたが、こういう事情があったので、主催の方に対して「配慮」が生じたのではないかと思います。
自分はゲストだけどめちゃくちゃ宣伝するよ、盛り上げるよ、人も呼ぶよ、でも自分はゲストだから功績は全部社長のものですよ…みたいな。

まあ、推測ですけどね。




なおドミネイター、(予定はしていなかったけど)VABEL当日に体験会があったそうです。予定してなくても、体験会用のカードセットって持っていくものなんですかね。そういう仕事はしたことないので分かりません。



■結論


・「ゲスト」発言は自身に責任がないと言いたかったわけではないんじゃね
・「配慮」があったんじゃね

です。
なおこれは「こんなロジックがあったのでは」という話であり、「配慮を考えればあの言い方も仕方ない」みたいなことは1ミリも思っていません。




■余談


それはそれとして、終わった後の池の人の発言は確かに微妙でした。



これとかね。

イベントはたいして詳しいわけじゃないんですけど、トラブルもなく採算が取れれば成功っつーのは運営の内部的な感想じゃないんすかね。
まあこれも「配慮」だとは思うんですが、側から見てると相当に厳しい。

再掲ですけど、この記事を読んで「ああ本当の普通の人からは池の人ってこう見えるんだ」ってつくづく思いました。

 

いやー…なんだかんだで自分もTCG界隈に慣れちゃってたんだなと。

池田氏に関しては、そもそも出しゃばってきたこと自体が間違いでした。

主催者でないと自ら断っておきながら主催者の意図を代弁するような発言をすること自体まったく一貫性のない行動なのですが、それがよりにもよって誇張にまみれていたのだから目も当てられません。人は「わかってもいないのにエラそうに語る人間」を忌避するものなのです。
(太字部分引用)

本当にその通りなんですけど、ここまではっきり言う人ってもういなかったもんな…。
マジに客観的な池の人像が提示されたという点においては、VABELは良イベでしたね(ほんとかよ)。




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■謝辞


記事の元ネタは他の人からもらいました。
ありがとうございます。








 
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