(´・ω・`)アリーナのシャッフラーと積み込みの違い
■概要:選考会でのライフ計算
いつだったか忘れちゃったんですけれど、10年ぐらい前の選考会で、とある選手AとBのマッチアップがありました。
AとBは互いに知り合い同士で、ゆえにその対戦中のライフ記録に電卓を使っていました。本当はメモ用紙にライフを書き込まなければいけませんが、まあアレめんどくさいですからね。当時の公認などでも、メモ用紙を使っている人はほとんどいなかったんじゃ無いかと思います。
さてゲームは終盤となり、Bのライフは残りわずかで敗色濃厚でした。そこでBはジャッジを呼び、こう言いました。
「ちょっと待ってくれ。ライフの記録にメモ用紙を使っていないから、俺のライフはまだ8000のままじゃ無いか?」
ジャッジはこれを認め、ライフは巻戻りました。その対戦は、Bの勝利で終わりました。
■ 所見:昔の遊戯王ってこういうのよね
多分、みんながイメージする一昔前の遊戯王ってこういうのですよね。
しかし、昔は色々あったよな。世界戦の「ちょっと待って、D.D.クロウ!」事件がこれのちょい前じゃなかったですっけ。日本人が日本人にやってたんだから世話ないですわな。今あの人どうしてるんだろうね。たまーに名前聞くけど。
さて。
当時のルールだと、Bの主張は正しいわけです。というのも遊戯のフロアルールって選手が何かやらかすたびに項目が追加されていくタイプのものだったので、この時は確かまだ非紳士的行為みたいな規定がなかったんじゃ無いかな。だからこれが正当な主張になると。
MtGだと、こんなん通らんすわな。
1ターン3分の思考時間規定も、誰かがTOD持ち込んだせいで出来たんじゃなかったですっけ。
・※3分ルール・不快感を与えるプレイング
フロンティア見る限りじゃ、そうっぽいんだけどな。
TODってのは時間切れ狙いで極力合法的に遅延し、時間切れ後に相手のライフを0にすることでマッチ勝利を狙うアーキタイプです。
・【ワールドトランス】
ワールドトランスは有名だよね。他にも「いやーゴーズあるかもしれないから殴るかどうか考えないとなーゴーズあるかもしれないからなーいやー悩むわー」みたいなんとかあったらしい。俺は遭遇したことないけど。
ゴーズってのは、自分フィールド上に1枚もカードがない状態でダメージを受けたら、手札から特殊召喚していいよっていうモンスターです。あのYOだと持ってるかどうかバレバレだった奴。
まあ、昔はこんなこともあったんだよってだけの話です。
■余談:ゲームごとのルーリングの違い
多分これを見た人は「いや常識的に考えてアウトでしょ」って思うだろう。
でも難しいよね。常識ったってさ、例えば今のDMって試合と試合の合間に立ってうろうろして人の対戦見てもいいじゃん。でも昔のLyceeとか、近年で言えばCOなんかはこれ「スカウティング」っつー反則になるんだよな。
だから当時のLyceeのGPなんかは、学習塾の個別学習ブースみたいなとこで対戦して、他の人の状況を見ないように退出するっていうやり方だったよ。
ゲームによって何がアウトかっつーのは変わってくるんで、一概にその辺言えなかったりする。難しいね。
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