(´・ω・`)We talked to @G2Lifecoach
■ハースストーンの競技プレイヤー、Lifecoach
・Lifecoach
本名をAdrian Koyという彼は、ドイツと日本のハーフだ。結婚しており、2児の親でもある。
元々ポーカーのプロだった彼は、ハースストーンにおいても有名なプレイヤーとして知られた。
ハースストーンが日本で流行り始めた当初、このゲームには英語版しかなかった。当然、日本のプレイヤーたちは情報を海外から仕入れるしかなかった。
そういった経緯もあって、Lifecoachは日本でも有名だ。Youtubeの彼の動画を見て、プレイやデッキを学んだ人間は多いだろう。
・「Lifecoach氏の配信を見ていたことがプラスになった」 Hearthstoneガチオフトーナメント優勝masam選手
■Lifecoachとブリザード
そんな彼が、ハースストーンの競技シーンから身を引くという。
原因は、ブリザードの方向性と、自身の望む方向性が一致しないこと。
ブリザードは、カジュアルプレイヤーにも勝利を与えるべきだと思っている。カジュアルプレイヤーがいるからこそ成り立っている商売と言う面もあるし、彼らに対して見返りを与えるべきという理屈は至極まっとうなものだ。
それに対し、Lifecoachはプレイ技術で差がつく環境を望んでいる。練習した人間に勝たせろ、と言うわけだ。
これもまた一理ある主張だ。努力が報われないのなら、誰がそのゲームで真摯にプレイするだろうか。
Lifecoachはこう言っている。
「アグロ環境では、終了までのターン数が短く技術を発揮する場面が少ない。実際世界クラスプレイヤーの勝率は前は70%ぐらいあったのに、今はSuperJJ(世界クラスのプレイヤー)と二人でやっても62%程度だ。1000時間プレイしても、勝率は60%から62%へ、2%上がったに過ぎない。プレイ技術介在が少ない環境はコイントス勝負に近い。
しかしパトロン、ハンドロックと言った高度なプレイングを擁するデッキは次々nerfされており、この傾向は今後も変わらないだろう」(意訳)
Lifecoachは、憶測でものを言っているわけではない。彼はブリザード本社に乗り込み、1週間にわたってブリザードの開発陣と議論していたそうだ。
・さよなライフコーチ
そのうえで出た結論がこれなのだ。彼の引退を惜しむ声は多いが、引き留めるのは難しいだろう。
■TCGにおいて競技は成立しないものではないか
努力によって勝敗を決めることが競技であるとすれば。そして、努力によって勝敗が決まれば売り上げが立たないというのであれば。
TCGにおける競技なんてものは、成立しないのではないだろうか。
そして今、成立しないものを無理やり成立させているからこそ、トラブルが絶えないのではないだろうか。
■競技ではないプロに活路を見出す
もちろん、競技プロ以外にもプロと呼ぶべき存在はあるだろう。
新たなカードを使った面白いデッキを生み出すビルダーや、楽しく遊べるよう基礎的なプレイングを教えるコーチ。そうした、強さ以外の何かを持った人種はこれからもゲームの世界で生き残るだろう。
■個人的感想
Lifecoachが「コイントスに近い」≒運ゲー、と言う言い方をしたのは意外だった。相当イラついてるようだ。
まーしかし、これまで数多のプレイヤーがはいはい運ゲー運ゲーとわめいてきたのを切り捨てていたが、案外彼らの方が正しかったのかもしれない。
ブリザードもその点を分かっていて、MtGのようなプロシステムを採用しないのだろう。そしてWotCもそのことを理解したうえで、プロシステムを切り捨てようとしたのだろう。
競技システムそのものが、カード開発のお荷物なのかもしれない。
(MtG、3年後にどうなっとるかな…)
■ハースストーンの競技プレイヤー、Lifecoach
・Lifecoach
本名をAdrian Koyという彼は、ドイツと日本のハーフだ。結婚しており、2児の親でもある。
元々ポーカーのプロだった彼は、ハースストーンにおいても有名なプレイヤーとして知られた。
ハースストーンが日本で流行り始めた当初、このゲームには英語版しかなかった。当然、日本のプレイヤーたちは情報を海外から仕入れるしかなかった。
そういった経緯もあって、Lifecoachは日本でも有名だ。Youtubeの彼の動画を見て、プレイやデッキを学んだ人間は多いだろう。
・「Lifecoach氏の配信を見ていたことがプラスになった」 Hearthstoneガチオフトーナメント優勝masam選手
■Lifecoachとブリザード
そんな彼が、ハースストーンの競技シーンから身を引くという。
原因は、ブリザードの方向性と、自身の望む方向性が一致しないこと。
ブリザードは、カジュアルプレイヤーにも勝利を与えるべきだと思っている。カジュアルプレイヤーがいるからこそ成り立っている商売と言う面もあるし、彼らに対して見返りを与えるべきという理屈は至極まっとうなものだ。
それに対し、Lifecoachはプレイ技術で差がつく環境を望んでいる。練習した人間に勝たせろ、と言うわけだ。
これもまた一理ある主張だ。努力が報われないのなら、誰がそのゲームで真摯にプレイするだろうか。
Lifecoachはこう言っている。
「アグロ環境では、終了までのターン数が短く技術を発揮する場面が少ない。実際世界クラスプレイヤーの勝率は前は70%ぐらいあったのに、今はSuperJJ(世界クラスのプレイヤー)と二人でやっても62%程度だ。1000時間プレイしても、勝率は60%から62%へ、2%上がったに過ぎない。プレイ技術介在が少ない環境はコイントス勝負に近い。
しかしパトロン、ハンドロックと言った高度なプレイングを擁するデッキは次々nerfされており、この傾向は今後も変わらないだろう」(意訳)
Lifecoachは、憶測でものを言っているわけではない。彼はブリザード本社に乗り込み、1週間にわたってブリザードの開発陣と議論していたそうだ。
・さよなライフコーチ
そのうえで出た結論がこれなのだ。彼の引退を惜しむ声は多いが、引き留めるのは難しいだろう。
■TCGにおいて競技は成立しないものではないか
努力によって勝敗を決めることが競技であるとすれば。そして、努力によって勝敗が決まれば売り上げが立たないというのであれば。
TCGにおける競技なんてものは、成立しないのではないだろうか。
そして今、成立しないものを無理やり成立させているからこそ、トラブルが絶えないのではないだろうか。
■競技ではないプロに活路を見出す
もちろん、競技プロ以外にもプロと呼ぶべき存在はあるだろう。
新たなカードを使った面白いデッキを生み出すビルダーや、楽しく遊べるよう基礎的なプレイングを教えるコーチ。そうした、強さ以外の何かを持った人種はこれからもゲームの世界で生き残るだろう。
■個人的感想
Lifecoachが「コイントスに近い」≒運ゲー、と言う言い方をしたのは意外だった。相当イラついてるようだ。
まーしかし、これまで数多のプレイヤーがはいはい運ゲー運ゲーとわめいてきたのを切り捨てていたが、案外彼らの方が正しかったのかもしれない。
ブリザードもその点を分かっていて、MtGのようなプロシステムを採用しないのだろう。そしてWotCもそのことを理解したうえで、プロシステムを切り捨てようとしたのだろう。
競技システムそのものが、カード開発のお荷物なのかもしれない。
(MtG、3年後にどうなっとるかな…)
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