(´・ω・`)勉強は100入れたら100帰ってくるけどMTGは100いれても10しか帰ってこない事もあるって瀬畑さんが言ってた




 
※まとまらなかったので次に続きます。


こないだイベントの相談をされた時に、「マッチにしたからって競技的にはそんな変わんないし決勝もシングルでやりたい」って言われたんですね。

まあ1本先取が2本先取になったからといって勝率その他諸々がさして変わるわけじゃないのでそれはそうなんですが、変えるにしても競技性を理由に変えていいもんなのかなーと。もうちょっと言うと、競技性って企画の本質なのか?と。
本質とは違うとこ触っててもあんま意味ないです。

個人的にはイベントの本質はコミュニケーションじゃないかなぁと思うんですけど詳しい事情通におかれましてはどないですかね。


■本質とは
「その企画、なんで面白いの?」って聞かれた時の答えが該当すると思います。


■競技部分じゃないの?
じゃないです。

その昔、おやつCSができたばかりの頃。当時の公式大会はまだ卓制でした。おやつもそれに倣って卓制。
今じゃ考えられないですよね。どのイベントでもきっちりスイスドローを導入している現在じゃ。

でも当時は楽しかった。卓制だろうがなんだろうがね。
スイスドローじゃなかったのに、競技制が低いと言われる卓制なのに、楽しかった。

ってことを考えると、多分競技イベントであろうと競技の部分は本質じゃないのかなーと言う印象。
そもそも単純に競技制を突き詰めたところで「将棋やれよ」みたいな話にしかならんので、こっち方面触るのってあんま意味ないんすよね。

DM:ループデッキとエクストラターン

2年ぐらい前にも触れてますが、長く続けてる人って競技以外の部分に楽しみを見出してると思うんですよ。


■なぜコミュニケーションだと思うか
プレイヤーの話を直接聞いてると、結構みんな環境に文句言ってたりするじゃないですか。でもCSには出てる。
このことからわかるのは、「彼らはゲームの良し悪しより気にするものがある」「ゲームの酷さを乗り越えさせる何かがある」です。んでそれは何かっていうと、「人」だと思うんですね。

よく言うでしょみんな。知り合いに会えるからCS行くわーみたいな。そっちのが本質じゃないの?ってのが僕の意見です。


■最大の個人戦
そう言うわけで自分のイベントでチャレンジしてみました。名刺です。
自分のアイデアではなくて、yubitの偉い人に教えて貰ったネタ。

何やったかつーと、参加者に名刺を配ったわけです。ツイッターIDとHNを書き込める名刺。
んで、ラウンドごとに書いて対面と交換してねーつって。だいたいみんなペン持ってこないので、ボールペンも一緒に配りました。
イベント後も連絡を取り合うようになってもらえれば…と言う思いがあります。

結果は…悪くはなかったです。と言うのもいかんせんバカでかいイベントでやったおかげで、運営側にとっては取り回しの悪いものになってしまったんですよね…。参加者からの受けはそこそこ良かったんですけど。
名刺をきっかけに連絡取り合うようになった人も居たみたいですしね。

64人ぐらいのイベントでやればうまくいったかなぁ。でもアレ、たくさん人が来るとこで新しい知り合いを増やそうぜ、と言う企画だったので。

企画としては反省点の残るものになってしまいました。


■レジェンド
もう1個試したのは、招待制のイベント。「知り合いの知り合いと知り合いになる」をそのままイベント化しようとしたわけです。

具体的には、一定以上の実績をあげた人だけを招待するイベントを開催したわけです。不思議なもんで、強い人同士って結構知り合い同士なんですよ。なので一箇所に集めると、知り合いに知り合いを紹介するムーブが自然発生し会話も弾むと言うアレに期待しました。

あと、気持ちよくゲームができることもそうですね。流石に名前が知られている人間が変なゴネ方をすることはそうそうないので、招待制のイベントにすることによって快適なコミュニケーションが取れることを期待しました。

結果は、スゲェ良かったです。少なくとも、俺はそう思ってます。
昔の関東のような、「ネットでしか名前を知らない有名な人が一箇所に集まっている」状態ってもうそれだけで楽しいみたいなんすね。知り合いの知り合いと知り合いになる現象は言うほど発生してないっぽかったですが、割とみんな納得のいくゲームができたようで。

多分これ、「下手な奴に運だけで負けた」ように見える現象が発生しなかったから何でしょうね。武士のゲームデザイン講演かなんかで言われてましたが、敗北に理由を付与するのは重要なんだなーと思いました。強い人しか来てないんだからそら負けることもあるわなーみたいなね。

ゲーム中の快適なコミュニケーションは…誠に遺憾ながら1名だけ、対戦相手からえらい苦情の出た選手がいました。アレから1年経ちますが、最近の動向を見ている限りだと全然変わってないみたい。
招待制にしてもこう言う感じにはなってしまうので、悩みどころですねー。本人が態度変えてくれればもうそれで終わりなんだけど。


期待していないけれど良かったところとして、現場がとてつもなく盛り上がってたつーのがあります。

賞品がプレイマットでね、優勝者に渡すわけですよ。渡してから5分も経たないうちにそのマットの上にカード広げてゲームしてましたよ優勝者。朝10時に受付開始で、賞品渡したのは夜の22時ごろですよ。12時間ぐらいデュエル・マスターズやってたのにそこからまだやるの!?と思ってビビりました。

他にも終わりを見届けてからデュエル始めてる人間がいて、マジでビビりましたね。会場のオーナーも「こうなったら朝まで開けちゃうかー」とか言い始めて。

あの疲れを微塵も感じさせない空気は本当に良かった。
何だかよくわからんが俺たちはすごいものを見てしまったんだ…みたいな感じで盛り上がってて本当に楽しかったですね。
(続く)



■余談:競技性を突き詰めるためにはどこまでやるのか
ちょろっと上で「突き詰めると将棋」みたいな事言いましたけど、じゃあ競技DMと言うくくりで競技制を突き詰めた時に、どう言う企画が良いのか。

別のゲームになるんでアレかもしれませんが、梅原曰く「テニスくらいとことんやれば負けた方も買った方も納得できる。10本先取が理想、最低でも5本は欲しい」とのこと。

この辺の「本当はみんな何本やりたいの?」みたいな話も全然ないので、どっかで議論進めてってもいい気はしますけどねー。
今TCGで一番e-sportsっぽいって言われてるのは神決定戦じゃないですか。でもああ言うのって今のDMにはない企画で。

現状のものがベストとは限らないですし、実現性を無視して本質だけを考えて議論してみるってのもありなんじゃないすかね。