(´・ω・`)USJやぞ




■あらすじ
第二次大戦で日独が勝利し、アメリカは日本の統治下にある世界線。この日本合衆国で、帝国陸軍の石村は特高の槻野の訪問をうける。槻野は石村のかつての上官、六浦賀将軍を捜していた。将軍は退役後、反帝国的なゲームを作り、アメリカ人レジスタンスに協力しているという…。


■感想
ディックに似てるけどまだわかりやすいとかいう書評を読んで購入。あまりにもディックがわからなさすぎて買った感じ。

結論から言うと、多少わかった。進歩が見られる。
「ブレードランナー+パシフィック・リム」と言う煽りの通り、エンタメ要素が付与されているのでその辺は理解できる。んだが、結局なんの話やねんと言うところはわからずにそのまま終わった。

これ大筋としては石村と槻野が将軍を探してあっちこっちする話なんだけど、道中の個別エピソードやオチまで含めて「あとはそっちで考えてね」って言う感じで放り出されてる。伏線未回収って意味じゃなくて…なんだろうな。感じ方が規定されてないのな。

いわゆるエンタメ系の小説だとさ、あるじゃん。「概ねこのように受け取られることを作者は想定してんだろうな」みたいな。わかるじゃん。
それが全くないのね、デイックにしてもトライアスにしても。だから作者が何考えてこれ書いてんのかわかんなくて、俺スゲェもやもやするんだよね。

作者が失敗してるわけじゃないんだよ。そうなるように意図して書かれてるんだろうなつーのは分かる。
もうちょっと読み込まないとわかんねーんだろうな。記号的な、キャラとしての切り取り方をされていない。
多分俺の認識自体がちょっとずれてるんだろうなと思う。登場人物が記号的に書かれていることを期待しながら読んでしまったのが間違いだった。そう言うのばっか読んでて慣れすぎちゃったな。

これの原作というか、オマージュ元はディックの「高い城の男」らしい。そっちも買っちゃったので早いとこ読まないとなー。