(´・ω・`)ゲーム性という言葉を私なりに意訳すれば、「かけひき」





■あらすじ
スーパーマン亡き後の世界。バットマンは地球を守るため、超人チーム「ジャスティス・リーグ」を結成し、3つのマザーボックスを狙うステッペンウルフに立ち向かう。


■悪いところ
「ジャスティス・リーグ」に残された5つの疑問

いきなり悪い部分の話から行きますが。全体的なストーリーの整合性が取れてないんですよね。首をかしげる細かい部分がいくつかある。
なんかこう、ブリーチみたいな印象。面白いは面白いんだけど、場面ごとのかっこよさを優先しているせいで全体として観るとよくわからん矛盾がね、という奴。


■良いところ
・フラッシュのキャラクター性
「THE FLASH」としてNetflixなんかで配信されているフラッシュ・ゴードンが参戦。
ホームカミング版ピーター・パーカーをそのまま成長させたようなキャラクターで、コミックリリーフとして配置されている。

やっぱり一人はこういうキャラクターがいないとね。スーツデザインも良かったし。


・バットマンのメカ
本日のビックリドッキリメカぐらいの勢いで物を出してくるバットマン。半分ぐらいはこれを見に行ったようなもんだったので良かった。
今回はカニとシャチと車だったね。

レゴ(LEGO)スーパー・ヒーローズ ナイトクローラー・トンネル・アタック 76086
レゴ(LEGO)スーパー・ヒーローズ フライングフォックス:バットモービル・エアーリフト・アタック 76087


やっぱり映画を見ると買おうか迷っちゃう。特にシャチの方に付いてた車を排出できるギミック、俺大好きなんだよ。アベンジャーズで言えば、クインジェットからバイクに乗った状態のキャップを出撃させるギミックね。仮面ライダーでいうと、トレーラーからG3-Xが発進するギミックね。
あれ好きなんだよ。わかる?分かれ。


■なんとも言えないところ
・スーパーマンのイかれた強さ
スーパーマン、前作で死んでるんだけど、なんとバットマンが復活させちゃう。

こいつねー、キャラとして本当に問題あるんだよね。強いんだよ。あまりにも強すぎる。前作でも「クリプトナイト装備のバットマン」+「クリプトン星人由来の怪物」の2段構えで殴りかかってようやく相打ちに持ち込んだレベルだったからね。

当然ながら復活直後はバットマンに対して激怒して翔び去っちゃう。前作で死んだの、こいつが悪いからね。
んでジャスティス・リーグは自分たちだけでステッペンウルフ討伐に向かうわけだけど、まあ歯が立たんわけよ。これ比喩じゃなくて本当に一方的にボコられる。

でもここのシーンは結構好きなんだよね。フラッシュが周辺住民救助、バットマンが雑魚掃討、サイボーグがボックス回収、ワンダーウーマンとアクアマンがステッペンウルフ討伐、みたいな感じでちゃんと役割分担できてたからね。この辺はとりあえず全員が戦ってたせいで住民に被害が出まくってたアベンジャーズとは違うとこだよ!
(そらキャップも怒るわ)

そこにね、すんでのとこでスーパーマンが駆けつけるわけよ。とりあえずステッペンウルフにワンパン入れた後、数キロ離れた周辺住民の悲鳴を聞きつけて先に出発してたフラッシュに追いつき住民を救助。速攻で戻ってきてボックスを回収した後ステッペンウルフを粉砕。

全部一人でやりやがったからね。もうこいつだけでいいんじゃねぇかな。バイオライダーかオメーは。
それぐらい問題のあるキャラだった。そら殺しとかんと話が始まらんわ。

まあね、色々細かい突っ込みどころはあるんだけど、個人的には最後のスーパーマン無双で全部許せた。今まで全く歯が立たなかった相手をワンパンでふっとばすんだぜ。フラッシュがやっと車1台助けた横で、アパート1棟抱えて飛んでたしな。やばい。あそこだけギャグ漫画みたいだった。

そういうわけでおすすめです。興行収入悪すぎて次回作はないらしいけど、是非見に行ってね。
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