・クリエイターズレターNo.18番外編
■記事の作り
まず驚いたのが記事の作り。DM公式サイトってやたら画像を多用してたじゃないですか。昔なんか、ハッシュタグキャンペーンの告知記事を丸々画像として載せてて、おかげでつぶやこうにもハッシュタグがコピーできないとか言う面白事案とかあったんですけどね。それが普通のテキストとして掲載されている…!
なんなんでしょうね。なんかグーグル検索にひっかかるとまずいものでも乗っけていたのかなぁと思いながら毎回見てたんですけど、普通にテキストになっています。担当者が変わったのかな。
そして…本文は相変わらずどこの層向けなのかようわからんす。あんまり突っ込んだ話してないあたり完全に全年齢向けかなぁと思いきや、途中で飛び出す「合法」というワード。ひょっとして原作で使ってるワードなのかなこれ。合法ってCSに出てる連中のそのまた一部でしか使われてない用語ってイメージだったんですが…一般的な用語なのかな。
・DM:「デッキを握る」という表現を公式までもが使い始める
前見た時は「握る」も使ってましたね。開発部もそうだったけど、間違いなくタカラトミー社外の人間が書いてるノリだよなこれ。
■殿堂入り
まず殿堂入りしたカードを振り返ろう。
・S級原始 サンマッド
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
DMR-19(2015/12/18)に収録されたサンマッドは、発売後568日目にして殿堂入り。
今年1月、第2回レジェンドCSでロマノフsign (@kdgarireo)選手が使った緑系のループやベアフガンなどで活躍しました。
■アラゴト・ムスビ
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
DM-37(2010/9/11)に収録されたアラゴトは、発売後2492日目にして殿堂入り。奇跡の精霊ミルザムの2731日に次いで、13番目に遅い日数です。
アラゴトもまた、同じく緑系のループにて活躍していました。
■魔龍バベルギヌス
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
DM-22(2006/12/27)に収録されたバベルギヌスは、3846日目にして殿堂入り。無双恐皇ガラムタの3991日に次いで、史上6番目に遅い殿堂入りです。
何度も再録され、様々なデッキに投入されたカードでした。
■目的不明の作戦
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
DMX-21(2015/10/24)に収録された目的不明は、623日目にして殿堂入り。規制が囁かれる中でDMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」に再録されたこともありましたが、ついに殿堂入りです。
■大勇者「鎖風車」
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
DM-10(2004/6/26)に収録された鎖風車は、4760日目にして殿堂入りです。これまでトップだったデビル・ドレーンの4237日を抜き、DM史上最も発売-殿堂入り間が長かったカードとなりました。
鎖風車の殿堂入りにより、DM-10が輩出した規制カードの枚数は5枚に。これはDMの拡張パック史上、最も多い枚数です。
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
聖拳編ブロック全体では13枚の規制カードを輩出していますが、これも同じくブロックごとでは最も多い枚数です。
■スクランブル・チェンジ
— アカシックレコード (@dm_akrecord) 2017年6月24日
DMR-22(2016/9/17)に収録されたスクランブル・チェンジは、発売後わずか294日目にして殿堂。これはドキンダムなどを除けば。絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒートに次ぐ史上3番目の速度です。近年、非常に早く規制されるカードが増えていますね。
そういうわけで6枚です。
■殿堂入りの基準
ざっくり言うと、「強いカードではなくつまらんカードを投獄するね」と書いてあります。具体的には以下2つ。
・そのデッキがどのぐらいの期間、どの程度の比率で使用され続けているか
・対戦して互いに楽しい体験ができるデッキかどうか
絶対的な基準はない、という記述通り、今回の殿堂入りに関しても使用比率などは明示されていません。書いて欲しいけどね。
暇な人はこの辺のデータまとめてみると面白いんじゃないかなー。
■ループ
ループも難しいですよね。現状、まず間違いなくループに詳しい人間は開発にいないと思います。
まあ…ずっとループ触ってる人間にはいかな開発と言えども勝てんですよね。
んでまぁ、サンマッド、ムスビ、ギヌス、目的不明、鎖風車が死にましたと。
目的不明とサンマッドに関しては明らかな開発の失敗だと個人的には思っていて。
・DM:年代別にみる殿堂枚数の推移
この2枚は出た瞬間投獄されてても問題なかったレベルですよね。特に青に関しては開発側が昔から一貫して制御できてない節があるので、いい加減落ち着かんのかなぁという感じです。
■スクチェン
そしてループに触れることでいい感じにスルーされているスクチェン。そういうの良くないと思いますよ。
このSAってテキスト、昔からすごい勢いで殿堂入りしてるんですよねぇ。以下のリストは、殿堂入りカードを4枚使えた期間が短い順に並べたものです。
長いんでベスト5にとどめますが、上位4枚がSA絡みなんですよ。このテキストに対する開発の扱い、ちょっと雑すぎねぇかなと思います。そんな気軽におまけとして印刷していい能力じゃないですよこれ。
ちなみにベスト4のカード、いずれも発売から300日立たないうちに殿堂入りしてます。このゲームもかれこれ15年目ですし、もうちょっと何とかならんのかなと言う気持ちです。
■まとめ
・使用率を問題にするのであれば今回殿堂入りのカードの使用率が載っていると納得度が増す
・触れられない1年未満殿堂のスクチェン
・SAはヤバイ
ぐらい。ですかね。
コメント
コメント一覧 (2)
フェアリーギフトが規制された後に出しておいて結局マナロック共々殿堂入りとは調整が足りてないのでは無いでしょうか
最近は明らかなパワーカードを刷って一年経たずに規制というのがどこのカードゲームも多い気がするのでもう少し慎重にカードを刷って欲しいなと思います
母なる紋章やミステリー・キューブなんかがいい例
デュエマは昔から明らかなパワーカード刷るの好きだからね
結果的に規制されようがそのカードを使ったゲームが面白かったなら別にいいんじゃないかと思う
スクチェンNEXTやジャックステップルマリニャンでゲームが決まるのは健全とは言えないけど、自分はクソゲークソゲー言いながらもなんだかんだ楽しめたよ
どこまで調整したって緑単ループみたいなのが発見されたりするんだし、その都度きちんと対処してくれれば問題ない