(´・ω・`)象…ゾウ…elephant…








■あらすじ
スクラルと戦うクリー帝国の戦士ヴァースは、自身に6年以上前の記憶が全くないことで悩んでいた。

ある日、出撃した彼女は罠によって捉えられ、スクラルの捕虜となるが脱走に成功。地球に落下する。
単身でスクラルを追う彼女は、やがてクリー帝国が隠した自身の秘密と向き合うことになる。



■感想
構成のアンバランスさが気になり微妙…と言う感じ。

今作の主人公、キャプテン・マーベルことキャロルは、めちゃくちゃ能力が強いんですよ。DCで言ったらスーパーマンぐらい。
んでねー、キャロルは能力だけじゃなくてメンタルも強いんですよ。6年以上前の記憶がないんですけれど、大して気にしてない。まあ細かいことはいいから出撃させろやとか、寝れないから組手しようぜとか言い始めるし。おまけに組手で負けそうになるとビーム撃って勝敗誤魔化しますからね。

一応、女性だから戦闘機パイロットになれんかったとか、子供の頃から男より優秀なとこを見せようと努力してきたみたいな過去設定はあるんですが、あんまその辺がっつり描かれないんだよなー。

ので、僕はそこまで感情移入できなかったんですよね。過去回想は本当に申し訳程度だったし、過去の武勇伝的なアレも別キャラのセリフで触れられるだけだったし。

しかしそれが今作の欠点なのかというと、そうでもないと思います。
理由は2つあって、1つは、そもそもこんだけフィジカルもメンタルも強い人間って悩まないんですよね。キャロル、明らかにボコってから考えるタイプ。
(王家の紋章のキャロルとはえれー違いだ…)

だからそういう意味じゃ、過去回想をさわり程度で済ませてるのはさもありなんという感じ。

2つ目は、マン・オブ・スティールの失敗かな。
マン・オブ・スティールってのはスーパーマンをリブートした映画なんですが、とにかく悩むんですよこのスーパーマン。もうずーっと悩む。本編通して悩みっぱなし。何なら最後に敵を殺した後も悩みますからね。

まーねー…スーパーマンって強すぎるんですよね。ジャスティス・リーグなんかでも、スーパーマンが復活した瞬間から別ゲーが始まってしまいおいおい大丈夫かよという感じになりましたが、本当に強すぎる。2003年に《蒼き団長 ドギラゴン剣》を持ち込んだレベル。

だから強キャラに枷を嵌めるべく悩ませたんだと思うんですけど、まあ面白くねぇんだこれが。
言うたらアレですけど、スーパーマンはスーパーなんだからとりあえずワンパンすればだいたいのことが解決するんですよ。なのに悩む。
おまけにこのスーパーマン、散々悩んだ後に結局ワンパン入れて敵を倒しますからね。そしてまた悩む。何やねん。

…と言うことがあったんで、今作でキャロルをメンタル強者として描いたのは正解だと僕は思います。



今作、ノリはジョジョ3部に近いですね。登場時点でほとんど完成している主人公が繰り広げる冒険活劇、みたいな。ところどころにちょっと気の利いたセリフがあったりしてね。
いやだってさー、「フューリーと呼ばれる」からの正体バレとか、序盤で使った「ハバナのようにな」を終盤でもう1度持ってくる構成とかは古き良き冒険活劇って感じで最高じゃないですか。そう思わない?

特にラストね、「体一つでかかってこい!!!!!!!!!」は完璧でしょ。そこに問答無用でワンパン入れるのも完璧。

まあそう言うわけで、どっちかと言えば過去設定なしでもよかったんじゃない?と思っちゃいました。だって過去を知った後でも特に変わってないからねキャロル。だったら最初からいらないじゃんその設定。
なーんかそこの配分がアンバランスなんだよね。まあ原作あるやつだからしょうがなかったのかもしれんが。



しかしキャロル、エンジンにも平気でワンパン入れてましたけど…絶対テレビが壊れたら殴るタイプだよな。20年ぐらい経ったら「何もしてない(何もしてないとは言っていない)のにタブレットが動かなくなったんだけど!!!!」つって旦那をどつき回してそう。


まあ、映画館で見るよりレンタルで借りてきて人の家で見る方が楽しい映画です。






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