(´・ω・`)「路上の吟遊詩人みたいな人こそこの世の真理を知っているはずだ」という人類共通の欲求







■嫌儲って?
嫌儲

平たく言うと、「他人が儲けるとは…許せん!!!」みたいなやつ。一時期は、いわゆる2chまとめブログ(アフィブログ)嫌いの総称でもあった。
 
アフィブログが嫌がられていたのは、他人の発言をコピペするだけで金を稼ぐなんて…!!!というあたり。特にアフィ貼ってるブログはデマを撒き散らして炎上しても一向に反省する気配がなく、こんなやつに金が流れるなんていかんでしょ、みたいな空気があった。
 
コピペブログ

この辺にある通り、次第に「転載禁止」を明言する板が増えていった。

2ちゃんねるの歴史

2012年にはアフィブログに登録制度が導入されるなどしたこともあったな。まあJINはちまあたりは止まらなかったが。

なおこの登録制度、でかいとこは守ってたが中小はそうでもなかった。もともと大した儲けもないし、なんか言われたらでいいやみたいな空気だったな。

もうこの頃になるとまとめブログ自体が飽和しており、アクセスが稼げるかどうかと言うのは「記事の更新頻度」「大手アンテナからのリンクがもらえるか」に依存していた。まあ、みんな転載元が同じなんだから当たり前だわな。

この手の話には、以下が詳しい。

楽しくないブログ



■遊戯王におけるアフィブログ
古代DM史:フラゲが悪ではなかったあの頃

DMの話は前に書いたのでいいとして。

ポケカ:遂に有料noteまで転売される事態に

前回、ちょろっと書いたくず鉄事件に触れておく。

くず鉄の速報

くず鉄の速報は、おそらくTCGをメインとした初めての2chまとめアフィブログだった。これはVIPまとめ系の連中にも衝撃をもって迎えられた。
と言うのも、前述の通り転載元が一つである関係上各ブログの独自色を出すことは難しく、そこへ来て新ジャンル(新転載元)の発見をした奴が現れたので、みんな感心したと言うわけだ。

おまけにこの手のジャンルはまとめる側に一定の知識を要求するため、猫も杓子も後追いするわけにはいかなかった。そう言うわけで、くず鉄の運営が誰だか知らんがセンスがあるじゃないの…と思われていたのだ。

運営者については現在もわかっていないが、せーぞんほーこくの管理者ではないか?と一部で言われていた。
実際には違うと思うが。

んでこのくず鉄、裁定がらみのデマを盛大にばら撒き、かつそれを修正しない方向で突き進んだために結構な被害を出してしまう。んですったもんだの末に結局消滅。

嫌儲移転騒動事件

そして嫌儲移転騒動に繋がっていったらしいが、流石にこの頃のことはわからん。2013といえば弊社設立の前年だから、多分俺はDMやってたんじゃないかな。


■VG
VGはあんま詳しくないんだが、ダブクリ速報つーまとめブログへの転載禁止騒動があったことだけ覚えている。釣り記事とかもあったのかね。




あとは、ラン速のメンバーとして知られるVG札幌3連覇のとんかつ選手のやつとか。




どこのゲームも大体似たような経過を辿るもんだな。



■余談
遊戯のCSの話。

そもそも遊戯の運営は「いかに参加者から搾り取るか」を旨としてた連中も多かったし、まあそら揉めるわと言うとこはある。



東京CSのやつとかね。前回のアレ嘘だったな。修正しておきます。

他のイベのやつどうだったの、と思うだろうからそれも書いておく。

・東京CS(1500円×3):ハイチュウorコアラのマーチorキスミント等お菓子類チームに1つ 
・岡山CS(1000円×3):2012年世界デッキケース青×3 
・中央杯(1000円):ウルトラプロミニ(3~5色)、テンペストークン(先着)


賞品内容が適当すぎるだろ、と言うのは2011年ごろには既に問題になっていた。当時のJ-Speed選手が次のようなツイートをしている。

「まぁ一番の問題は豪華賞品を予定とか粗品とか適当な告知内容で食いつくユーザーが多々いるからなんでもありだろって見解が染み付いちゃってる事だね。ティッシュとかバナナでも渡そうか。」
※初期アカウント凍結してるから…。

実際にハイチュウ渡す連中が出てくるとは思わなかったのだろう。俺も思わなかったよ。

当時は「もう参加費3000円でも人集まるんじゃない?養分ありがとうCSって名前でもいける」と言われるなど、クソ雑な内容のCSでも人が来てたんだよなー。懐かしい。
養分シェイシェイみたいなフレーズもあったよね。



 
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