(´・ω・`)栄誉やぞお前



マンモス年でスタン落ちするカードセット

■ハースストーンのスタンダードレギュレーション
HSのレギュは4種ある。

・スタンダード(MtGのスタンダードに相当)
・ワイルド(MtGのレガシーに相当)
・アリーナ(MtGのリミテに相当)
・酒場の喧嘩(MtGのGPでたまにあるよくわからん謎のサイドイベントに相当)

このうち、直近2年のカードセット+クラシックと言うパックに入っているカードセットが使用できるのがスタンダードだ。MtGで言うと、直近2年の基本セットと拡張セットのカードが使えるようなもんだ。
1つ違うのは、HSの基本セットは更新されないということである。


■栄誉の殿堂入り
更新されない関係上、ここからぶっこわれカードが出てくると非常に困る。スタン落ちを待つわけにいかないからだ。
大体はナーフされるんだが、一部からは「ナーフするよりそのままワイルドに落としてくれ(そして使わせてくれ)」という声があった。

そこで設置されたのが、栄誉の殿堂入りだ。
要は禁止カードである。
(一応、これらのカードを持っていると、補てんが行われる)


■今回殿堂入りしたカードたち
と言う前置きの下、思い出を語るアレ。

*アジュア・ドレイク
「規制されない中で最大のカードパワー」と言われていた、HS有数のグッドデザインカード。だったがついに死んだ。
5/4/4でキャントリップに呪文ダメ+1がついてくるというユーティリティカードなので、まあ規制されたのはわからんでもない。
こいつは本当にあらゆるデッキに入ってたもんなぁ…。このゲームはダメスペルの入らないデッキがほぼないので、ドローできてそこそこのサイズのこいつは重宝されていた。
本当にいい感じの調整だったのでまったく恨みはない。でもワイルドで使うかつったら微妙なんだよな…。


*シルヴァナス
6/5/5で死んだら相手1体のコントロール奪取。
クソ強そうに見えてあんまりそうでもないという、これもなかなかいい感じのカードだった。具体的に言うと、初心者には劇的にぶっ刺さるが上級者にはそうでもないカード。
これは断末魔の強化の巻き添えで死んだらしい。下の環境ではウォリコンやハンドロックで使われるだろう。と言うか俺が使ってる。


*ラグナロス
8/8/8でエンド時にランダムな相手1体に8ダメ。ただし本人はアタックできない。
要は置物だな。
こいつは本当に頭おかしいぐらい強かった。ミッドレンジより遅いデッキの場合、こいつを出されるだけで死に至るパターンがあったんだよな。おめーだよドルイド。
前期のヒスイドルイドは本当にヤバかった。ラグナロスを超えられなかったからな。最終的にマルチとかいうクソみたいな除去を2投してたと思う。そこまでするならヒスイ使わなくてよくない?と思った。


*凄まじき力
1マナのバフスペルで、対処に+4/4。ただしエンド時に自壊する。
これが落ちるとは思ってなかった。まー、断末魔の強化絡みで一緒に死んだ奴だな。
ZOOによく入っていたが、俺はZOO使うのがドヘタだったんで世話になった覚えがない。


*アイスランス
1マナで、対象を凍らせるスペル。対象が既に凍っていれば、4点ダメ。
えっこいつ強かったの?と思ってしまったカード。フリーズメイジで大活躍してたらしい。まあ1マナ4点ておかしいよな。稲妻ですら3点なんだぞ。


*隠蔽
俺はローグって言うヒーローが大嫌いなんだけど、そのローグのクラスカードの中でもトップクラスに嫌いなのがこれ。1マナで、1ターンだけ対象にステルスを付与。
これマジで強いんだよ。ミニオンをめっちゃバフして育てる→隠蔽して次のターン殴って勝ち、みたいなね。隠蔽されると除去できないから、ほぼ死が確定する。本当にイラっとするカードだった。
ちょっと面白いのは、「競売人(隠蔽の相方カード)は使うために高いスキルが必要なので殿堂入りさせません」って書いてあるとこだな。うまいやつがうまぶるのは許してもらえるらしい。へー。


■結論
総体としては良かったと思う。使いたければワイルドで使えるし、そもそもずっと同じカードがスタンにいるのも良くないしな。
(補てんされるので、何が落ちても気にしないっつー話はあるんだが)

ぶっちゃけ補てんさえされればどんなぶっ壊れカード印刷されても許せる。許せない?
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