(´・ω・`)闇に生まれし我が息子よ




■BLEACHって?
2001年から2016年までジャンプに連載されていたバトル漫画です。連載開始号にはアポピスの化身が付録としてついてたらしいですよ。
アポピスって言うたらあーた…僕小学生じゃん。僕はBLEACHとともに生きてきたと言っても過言ではないですね。存在を知ったのは高校生の時ですけど!

主人公・黒崎一護が死神となり、めっちょ強い奴と戦うという、バトル漫画の王道です。車田正美(リングにかけろ/聖闘士星矢)の正当な後継者…みたいな評価だったかと思います。


■ストーリーは大きく分けて4つ
ざっくり分けると、以下のようになります。多分。
・導入~ソウル・ソサエティ編
・アランカル編
・死神代行消失編
・千年血戦編

アランカル編までは押しも押されぬ人気漫画だったのですが、死神代行あたりから雲行きが怪しくなり、千年血戦編ではついに打ち切りに。70巻出しといて打ち切りってマジかよ…と、当時の僕は悲嘆にくれたもんです。
んでそのあと連載した漫画もバタバタしにまくってる上、今度はいちご100%をリバイバル連載ですって。そんなことするぐらいならBLEACH生かしておいてくれよ…。


■導入~ソウル・ソサエティ編
ほぼ誰でも楽しく読めるとこです。作者、どうも90年代のぬるいバトル漫画が好きな人種っぽくて、まだまともに敵と戦わなくてよかったこのころが一番のびのび書けてたんじゃないかと思いますね。

普段から霊の相手をする生活を送っていたせいか、偶然にも死神・ルキアと遭遇し、そして家族を守るために死神化。その後いろいろあって、死神として活動することになった一護。しかし彼に力を与えてくれたルキアが本国で死刑にされると聞き、彼女を追ってソウル・ソサエティへ乗り込みます。
しかし、その裏では世界を揺るがす陰謀が進んでいたのでした…。

みたいな話です。なつかしー。


■アランカル編
正体を現し、ソウル・ソサエティに反旗を翻した元隊長・愛染。
彼が井上織姫を誘拐したことにより、一護は愛染のいる虚圏へ乗り込むことになる。

ここまでが人気あったとこですね。

なぜかというと…ここまでは良くも悪くもきちんと世界観を説明していたから。


■死神代行消失編
ところが、死神代行消失編では…これまで曲がりなりにも行っていた"説明"がすっぽ抜けるわけです。

素性も目的もわからないまま、一護に力を取り戻させようとする男、銀城。暗躍する正体不明の男、月島。
俺は死神代行消失編も好きなんですけど、それでも週刊連載で追っていた当時はきつかったですね。毎週毎週何の説明もないまま増えていく謎だけを見せられるんですよ。寄り道せずに即座に霊王の話へ移っていれば…。

フォローしとくと、単行本で読めばそこまでアレな話でもないです。
単行本が売れなかったのは、これまで人気だったキャラがほとんど出てないとか、そういう理由でしょうね。

この話、俺はマジに怖くて最高でしたよ。子供の頃に仮面ライダークウガを見て得体のしれない恐怖を感じたことがあったんですけど、アレと同じ感覚でしたね。
知りたい人は読もう!


■千年血戦編
作者も反省したのかやや強引に死神代行消失編を終わらせ、人気キャラと裏設定のバーゲンセールを始めます。それが千年血戦編です。
残念ながら単行本売り上げは戻らず、無事打ち切りにて死亡。

終盤はマジで面白かったんですけどね。こうやって最初から裏設定を出し惜しみせず書いておいてくれれば…って感じでした。


■BLEACHの魅力
BLEACHはほんと、設定が明かされる瞬間が最高なんですよ。週刊で追ってると特にそれが顕著で。
例えばこれ。

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当時…研究室に泊まり込んでた時だったかな。大学近くのココストアで立ち読みしてたら、最後の見開きページでいきなりこれですからね。コンビニで噴出して笑いが止まらなくなりました。完全に不審者だったと思います。

だってさぁ…今まで最強のヒーラーとして通してきたキャラがいきなり「私は最強の戦闘術を持った剣士です」みたいな感じで出てくるんですよ。こういうことを平然とやる漫画もそうそうないですよ。

思い返すと伏線はあったんですよ。回復専門故に、戦闘部隊・護廷十三隊の中で存在を軽んじられる四番隊。そのなかにあって、隊長である卯ノ花だけは傍を通るだけで他の連中をビビらせてたんですよね。
隊長だからか???ぐらいにしか思ってませんでしたけど…いやもう俺ほんとこういう展開好きなんで、BLEACHには続いて欲しかったなあ。


■結論
皆も読もう。
kindleで全巻買っても3万行かないから安いぞ!俺が電子書籍に30万以上突っ込んでいるとかそういう話は今しなくていいぞ!
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