(´・ω・`)俺がDMやるなんて珍しい


 


カバレージって、ある程度ゲームをわかってないと書きづらい。目の前の試合の状況を理解しなきゃあ書けないわけだが、それには当然メタゲームやデッキの動きを事前に分かってなきゃあいけない。
そういうことをGP6thで感じたので、超CSに申し込んでしまったわけ。

理由はもちろんそれだけではなくて、車で遠出をしたかったからということもある。
金沢には一度だけ行ったことがあったので、その時と同じく車で行けるだろうと思っていた。今思えば、自分のコンディションを勘定に入れていない甘い計算だったが、大きなイベントの直後はテンションが上がるものなので…仕方ないね。



■8/10 18時
仕事をぶん投げ何とか盆休みに突入。這々の体で帰宅し、そこでデッキがないことに気づく。
カードが足りないのは何となく分かっていたが、持っているはずのカードが見当たらないDMプレイヤーあるあるを体験する羽目に。人生で初めて。

これは完全に言い訳なんだが、最近旧枠のカードを集めるようになったんだよ。それでダンボール1箱分とかね、ごっそりと買い込んだりして、カードが部屋の中に点在していた。コレクションがこれじゃあまずかろうと思って買った分は整理したんだが、肝心の新枠カードのことを失念。デッキとしてスリーブに入れていたもの以外、見事、行方不明になっていた。



■8/10 19時
どうしてもなかったので諦めて近所のショップへ移動。そこで運良く同行者と遭遇。
前日はどこかに集まってガッツリ調整すると聞いていたが、どうやらまだ集まっていない様子。それならばと頼み込み、使わないデッキを貸してもらう約束を取り付けた。

安心したので、《聖帝カシオペア・ストーリー》(50円)を購入して帰路へ。



■8/10 22時
荷物の準備も終わったので仮眠。


■8/11 3時半
起床。着替えて荷物の再チェック。


■8/11 4時
家を出発。
途中で同行者を拾い、一路石川県へ。

■8/11 4時半
早々に渋滞に巻き込まれ、死にかかる。


■8/11 5時半
渋滞抜け。


■8/11 9時
途中、SAで軽く寝たりしてやや遅れたが、会場着。ここでようやく、会場が緑地公園の中のどこかに存在するタイプの施設だということに気づく。
(よーするに、会場がどこかいまいち分かってない)

周辺でAKB48の握手会など実施していないことを信じ、迷った時の秘技" カードゲームやってそうな連中についていく "を発動。事なきを得る。


■8/11 9時半
カードもねぇ!デッキシートもねぇ!という絶望的な状況で会場入りしたものの、現地でデッキ(青白赤バスター)とシートの調達に成功。およそ公式大会に出ようという人間の態度ではない。やはりゲームをやるなら職を辞すべき。


■8/11 10時
開会式の後に1ラウンド目開始。中部地方のどこかで聞いたような声によるルール説明に耳を傾けつつ、腹痛に襲われている自分という現実から逃避を試みる。試合時間20分かよ…腹が痛い。

1戦目の相手はサッヴァーク。12分ほどかけて何とか撃破。腹が痛い。
おまけに参加賞のことを完全に失念していたことが発覚。手持ちの肩掛けカバンに入らず、手で持って歩く羽目に。
GPよろしく手提げの紙袋も一緒に配って欲しい。盗難に気をつけろと言いつつ朝イチでものを配るんじゃない。


■8/11 11時
トイレを経由して車まで参加賞を置きに戻ったせいで無事30秒遅刻。ちゃんとロスタイムが出るのでゆっくり準備すればよかったのだが、焦って相手のデッキをばらまく始末。しかもこういう時に限って勝つんだよなぁ。すみません。

そのあとはなんだかんだあって3-3でトーナメントから離脱。うち2敗は、過去に自分が開催したイベントの優勝者に負ける展開だった。
笑っちまうよな。2回しかCS開催してないのに、そんなドンピシャで2人当たるか?
大いなる陰謀を感じるね。


■8/11 18時
会場をうろついたり、人の車で近辺の観光スポットへ移動したりしているうちに時間は過ぎ去っていた。光陰矢の如しってやつだよ。 
ここで知り合いのジャッジリーダーに誘われ、タイムスリップドラフトへ。どうやら人数が足りなかったらしい。

シークレット・オブ・ヒドゥン・ギアや、明らかに誤訳してるだろパックことインビンシブル・ブラッドを使って30枚デッキを構築。
1戦目はスネーク・アタックで、2戦目はフレミングジェット・ドラゴンで無事勝利。イベント終了間際だというのに超CSポイントを3獲得。どうするんやこれ。
でも楽しかったので、今後の公式イベントはタイムスリップドラフトのためだけにいくことを誓う。本戦はもういいかなー。デッキないし。


■8/11 19時
そろそろ帰ろうかと同行者を呼びに行き、松川CSとかいうヤバそうなイベントの存在を知る。内容を聞いていくうちに、「あーあの提灯もらえるやつ!」との理解を得た。
俺あの手の変形メカ好きだから、ちょっと提灯欲しかったんだよね。ちなみに今回の賞品はエクスカリバーでした。

知り合いのエターナルマーライオン選手が出場していたので、観戦を決め込む。
普通のCSの対戦と違ってかなりむちゃくちゃやれるので、観客も含め、みんな楽しそうだった。煽れるしヒールもいるしでプロレスっぽかったね。観客とプレイを相談し始めたけどジャッジは見ていないからセーフ!!で笑っちまった。ある意味じゃ、デュエル・マスターズというコンテンツそのものって感じだよな。コロコロ感ある。


■8/11 20時
松川CS終了。優勝者の方が、エクスカリバーをゾロみたいに構えて写真を撮られてたのが印象的だった。
本当に楽しそうなイベントだったなー。どこかでこの手のやつ、やりたいね。


■8/11 20時半
同行者が超CSの決勝を見たいとのことで、終了まで待機。カバレージ書いてるのが塚本さんだということは理解できた。
やっぱもうカバレージやるのはきついかもなー。肝心の試合が全然わからん。


■8/11 21時
青い人との別れを惜しみつつ会場発。



■8/11 22時
南条SAで晩飯。時間が遅かったため、海鮮にはありつけず。


■8/11 23時
眠すぎたため、賤ヶ岳SAで仮眠。
コーヒーでごまかしながら運転再開。


■8/12 1時
地元着。
同行者を家まで送り届け、自宅に帰る。あまりにも眠すぎた為、布団を敷いた瞬間気絶。




■感想
・会場の良さ
とにかく涼しかった。真夏の大型大会と言えばとにかくクソ暑い印象しかなかったけど、涼しかったよ。
会場が密閉されてなかったから良かったのかな?


・ケータリング
カレーとクレープが来てた。
カレーの方は並びまくってたので食う気にならず。クレープだけ食べたけどうまかったね。
次回はもう1、2店舗増やしてくれても良いんじゃないかなー。場所がないかなぁ。
近くにコンビニとかなくって、ケータリングしか飯の確保手段がないので、売り切れに遭遇するととても辛い。


・卓番号
最後までどういう法則で番号が付けられているか分からなかった。2Round目はどうしようもなくて、ジャッジに聞いた。
俺が蛇腹方式を理解できていないだけかもしれないのでアレだけど、もうちょっと直感的な配置にしてほしい…。


・松川CS
初見だったけど、面白かった。ちょっと声が出過ぎてて、超CS運営チームは眉潜めてたけどね。今後は抑えめでやりましょう。
偶然主催の人に会えたので「やらねー?」「やろっかー」みたいな会話もした。問題は声量だけだねーほんと。

無言で睨み合う競技DMの冷たい真剣さは、見てて面白い。今年の全国なんかすごくよかったよ。
でも俺は、松川みたいなちょっとお行儀の悪くて熱い真剣さも好きなんだ。俺がデュエル・マスターズを始めた頃もあんな遊び方をしていた。ただ友達と対戦するだけなのにすごく熱くなってた時期もあったなって、思い出したよ。



■余談
これはもう完全に余談なんだけれど。

伝説という名前に、負け上がりトーナメントは似つかわしくない。それが直感的な答えってやつだ。俺も一瞬そう思ったし、松川の主催もそう思ったみたいだし、他の連中もだいたいそんな感じだった。
俺がその違和感を押し切ってまで松川CSをやってもらおうと思ったのには、3つ理由がある。 

1つ目は、偶然。
俺が石川まで行く気になったのは偶然だった。もう二度と公式イベントに出ることはないだろうなー忙しいしなー、なんて思ってたのに、ふとした切っ掛けでアクセルを踏んで往復500kmを走った。
その走った先の会場で松川CSなんてイベントが開催されてたのも偶然だし、俺の知り合いが参加してたのも偶然だった。
もっと言えば、以前の賞品が提灯だったおかげで俺が名前を覚えてたのも偶然だ。もしアレが変形メカじゃなかったら、俺はすぐ忘れてただろう。 

こうした考えをきっと君らはオカルトと呼んで一蹴するだろうけれど、偶然には従うべきだと俺は思っている。特にイベントごとでは。
こういうのは偶然の皮を被った必然であることがほとんどなんだ。下手に流れに逆らわないほうがいい。
ロジカルに説明することは全くできないが。

2つ目は、住み分けだ。こっちはまだロジカルなので、きっとご理解いただけるだろう。
本質的な面白さってのはリソースをかけても大して変わらないことがほとんどだが、品質は違う。ジャッジのレベルだとか、大会の賞品だとか、そうした大会の品質的な側面は、集中的なリソースの投下によって容易に改善することができる。
つまり品質という点において、俺たちはどうあがいても、予算規模が違う「企業」とは戦えない。残念ながら、優秀なジャッジたちを集め、ベスト8に入れば50万円のカードがもらえるイベントと張り合うのは困難だ。

こういう時は、戦うポイントをずらす必要がある。強者に出来ないことをやる必要があるんだ。
で、今回はそれがたまたま松川CSだったってことだ。 

3つ目、最後の理由は、俺がこの手の企画を個人的に応援したかったからだ。
負け抜けのトーナメントのことを言ってるんじゃない。既存の枠から外れた、新しいタイプの企画ってことだ。

数年前と比べ、界隈の運営側は様変わりした。カバレージを優秀なユーザ(一応、俺を除いてと言っておく)が書くようになり、ジャッジも努力を評価されるようになった。

「正しく評価される」制度は重要だし、我々の求めていたものだが、こうしたよくある枠組みにはよくある問題が潜む。
このシステムに関して言えば、それは「既存の枠組みから脱せなくなる」ということだ。

これはちょっと言い過ぎかもしれないが、運営の方向が「既存のシステム内で評価される」方向にのみ集約しつつあるのを感じる。
もちろんそれは大事なことだし、そういうことを進んでやってくれる連中がいるから今の仕組みがちゃんと成り立っているわけだ。俺は決して個々人の努力を否定するわけではない。ここで指摘したいのは、システムが孕む問題の方だ。

もともと、CSはユーザが自発的に始めたものだった。裁定確認もそう。競技DMを支える仕組みの根幹は、だいたいユーザが始めたことだ。
彼らは評価されるためにやっていたわけじゃない。必要だから、既存の枠組みにないことを始めた。そうした地道な取り組みが連鎖して、今がある。

現在では、運営に携わる人間は大きく増えたが、全く新しいことを始められる人間は昔のまま、ほとんど変わっていない。だから俺は松川CSを見たとき、嬉しかったんだ。なんの得にもならねーよーなことを、やりたいからというたったそれだけの理由で実行に移せるよーなやつがまだいたんだと思ってな。

これはやや感傷的な意見だが、俺がレコードを立ち上げたりスイスドローツールを作ったのは24の時だった。次の年にはみんなの協力ででかい個人戦を開催して、また次の年にはレジェンドCSを復活させた。
そうしたことをやって俺に何か経済的な得や承認的な得があったかというと、ない。俺(たち)が楽しかったからやってただけで、ほかの事はどうでもよかった。

まあ、そういうノリの人間がまだ生き残ってたんだなーと思って。嬉しかったんだよ。そんだけだな。
(後から読み返したら意味不明な文章なんだろーなこれ) 
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