(´・ω・`)KONAMIかよ!
※コメントで指摘貰ってるのでそこまで読んでね。




【翻訳】フューチャー・フューチャー・リーグの失敗と改善案4つ

そしてFFLはスタンダード以外の環境に関してはテストをしていない(エルドラージの冬でメカニズムやカードがモダンにどう影響するかを考えるようにさせたけれど、彼らは未だ下環境のテストプレイはしていない)。

 まー流石にやっとれんよなそこまで。DMも多分直近2年ぐらいでしかテストプレイしてないよね。
そうじゃなきゃカティノの口から「バスターとウララーのコンボには気づかなかったよHAHAHA」なんてセリフは出てこんだろ。

一番腹立たしいのは、FFLの後でもカードは変更されるから、これが全部関係ない事だ!一番最近の例は(実際に今のスタンダードの問題の原因になっている)機体だ。機体は明らかにFFLのテストが終わった後で大きな強化がされて、FFLでプレイされたカードとは別のものが印刷されている。もう1つの例は《霊気池の脅威》で、FFLの段階ではパワーを抑えられたレアだったのが、FFLが終わった後に「エムラクールを禁止させる」神話レアに格上げされた(そして代わりに《多用途な逸品》が弱体化された)。そういうわけで、そもそものプロセスが小さな友達や同僚のグループだけで行われているという欠陥があるのに、テストプレイヤーはカードが結局変更されることを知っているから、彼らの仕事は意味がないと思ってるんだ!

んで本題。さすがの俺も爆笑してしまった。なんじゃそりゃ。
テストした後に変更してリリース、って最悪じゃんね。テストしてないのよりもひどい。だって「テストはちゃんとしたんです」って絶対言い張るでしょこれ。
 
しかしこれスゲェよな…構造的な問題なので、向こう1年ぐらいはスタンダメそうな気がする。確かセットって1年先まで作ってるんでしょ?

他にも面白い話がいくつか載っている。

このグループはスタンダードで《欠片の双子》を見逃していたが、殿堂入りのプロ(Wily Edel)はカードが公開された瞬間にコンボに気付いた。なぜプロプレイヤーが6秒で見つけてしまったものを、6か月間もテストしておいてFFLが見つけられなかった?厳しい言い方になることを恐れずに言えば、FFLのプレイヤーはマジックの技術はどうなのかと疑ってしまう。彼らは妥当なマジックのプレイヤーで素晴らしい人たちであることは間違いないが、典型的なプロプレイヤーと比べたら実際のデッキ構築やシナジーを見つける能力は遥かに劣っているようだ。
つまりプロのコミュニティからウィザーズに入社した場合でも、彼らはカジュアルプレイに偏ってしまうのだ(ウィザーズの関係者のツイッターをフォローしたら、彼らがつぶやくのはぶっ壊れたトーナメントデッキではなくキューブ、統率者、リミテッドであることが分かる)。

この記事を読んでると、なんとなく今の構造じゃダメそうだなと思えてくる。
最悪なのは、データのデの字も出てこないってとこだ。

ゲームAI 実践編 −Shadowverseに見るTCG AI開発の事例(1)−
12月29日アップデート時のゲーム環境の調整について

後発のサイゲのが正直まともなゲーム開発してるように見えてしまう。実際はまたいろいろあるんだろうから外野から見てもすべてはわからないが。
でもシャドバはきっちりと全データを解析してこのカードやばいから潰すねって言ってるのに対して、WotCはMOの話なんて1ミリもしない。つまり、間違いの可能性があるってわけだ。PTとGPの結果だけじゃあ、ゲームは語れないだろう。

知り合いと話したネタではあるんだが。もうWotCのやり方は限界なんじゃないかなー。アナログ的な手法自体に既に限界が来てるんだと思う。
やはり人力より機械での探索に任せた方が効率がいい。あるいは、遊戯王並みに開き直ってバカスカ禁止を連発するかだ。今んとこ、どっちかと言えばWotCは後者に傾いているように見える。

最近のDMもそんな感じだもんなー。内部に競技DMをプレイした経験のある人がほぼいないせいで、サンマッドや目的不明がポンポン印刷されちゃう。さすがに今年はもうないと信じたい。
やっぱしやったことない人が現場で盛り上げを担うつーのはかなり厳しいと思うよ。ほんとに。
スポンサードリンク