(´・ω・`)Lucky bag





一部のカードショップは、例年のようにくだらない福袋を売り出している。一部のプレイヤーは、例年のようにくだらない福袋を買っている。
買う方も売る方も自然淘汰されそうなものだが、きっと1年たてば何もかも忘れているのだろう。

御多分に漏れず、レゴにだって福袋はある。トイザらスの商品だ。
A~Cの3種類で、建前としては「何が入っているかわからない」「15000円相当のものが入って7000円」というようなことになっている。

建前と書いたのは中身の話。
トイザらスのような大きな会社になれば、福袋も大量生産品なのだ。店員が真心(あるいは下心)を込めて一つずつ手作りしました、なんて効率の悪いことはしない。つまり、Aを3つ買えば似たようなものが3つずつ手に入るということだ。
何が入っているかわからない。と言いつつも概ね予想のつく福袋である。

普通の福袋はレゴのようなものだろう。
そう思っていたが、友人からもっとすごい福袋があると聞いた。

「年末年始も休まず営業なのかい?」
「そうなんですよ…客は来ないんですけど、福袋があるので」 

この男、靴屋で働いている。靴屋と福袋というのはいささか奇妙な取り合わせに思われた。俺は思わず聞き返した。

「今、福袋って言ったか?」 
「言いましたよ。サイズごとに分かれてるんです。で、何が入っているかわからないって言う」 

まぎれもなく福袋だ。

「売れるの?」
「たまに…でも、アレ誰が買うんでしょうねぇ」 
「やっぱり営業する意味はないんじゃないのか」 
「そこはまあ…イオンの靴屋なので、そういうわけにいかないんですよ」 

どこも長いものには巻かれるらしい。