(´・ω・`)住民が秋から冬にかけて頻繁に激怒(素で間違えて書いてたんで記事書きなおしました)




■経緯
上記の紹介記事ですが、これは私がBIG MAGIC Invitational Qualifierの前日のラストサン予選で使用したデッキリストです。
   

なるほど。

読むのがめんどくさい方向けにざっと説明すると、大会に出たらなぜかカバレージで前日のデッキを公開されたと。そのデッキは入賞もしてないのにおかしくね?と言うのが本筋。晴れる屋プロのデッキは公開せずに、サイゲプロ(=他チーム)の俺のデッキはこうやって公開するんか?と。言うようなのが流れです。
そらまあ該当大会で使ってるデッキちゃうのにこれやられちゃかなわんぜよ、というのはわかります。

ご本人がツイートされているようにこれはルール上問題のある行動ではありませんが、ただモラルに欠けてるんじゃないかとも指摘しておられます。
確かに晴れる屋店主の斎藤プロはデッキを公開したがらないプレイヤーとして有名ですし、過去を振り返ればBMOで勝った渡辺プロが世界選手権までデッキを非公開にしてくれと要請し物議をかもした事件もありました。

日本代表・渡辺雄也「世界選手権までデッキリストは非公開でお願いします」 BIG MAGIC「ええよ。賞金は読者プレゼントにするわ」

まあ今回はなんで前日のラストサン予選で使ったデッキが当日のカバレージに載るんだよと言う話なのでアレなんですが。
ただプロの皆さんが”リストの公開/非公開”と言うところに対して発言をなさっているので、以下はそういう感じで。


■なんでこんなめんどくさいことになってんのか
これは、現在の業界構造に起因する問題じゃねぇかなと思います。既に木谷社長が指摘しているように、TCGショップというのはインフラであるわけです。インフラと言えば電気ガス水道でありますけれど、社会を見るとわかると思うのですが、インフラサイドには他の資本主義企業とはやや異なった対応が求められます。

そうした中でMtGにおいて大きな勢力を誇るショップ、即ち必須インフラと化した晴れる屋がこのような対応を行ったというのが問題化するトリガーであり、そして市川プロが問題提起するに至った主な理由ではないでしょうか。

ただ現実問題としてルール上オッケーであるのもまた事実で、そもそもこれを問題とすべきなの?と言う話もあります。



取り上げる側から見ると別にそんな…と言う。

ので、論点としては「インフラ側の権限がどこまであるのか」「現行のルールは正しいのか」あたり。
ルールって時間とともに変わるものですし、現在のプロの在り方って昔とは違うでしょうから、問題提起自体はいいと思いますが。


■個人的結論
インフラが一極集中すんのはあんまよくねぇのかもしれんなという実例を見た感は無きにしも非ず。
多分これ晴れる屋の方も深く考えずに載せてると思うんですよね。面白いデッキあったしついでに乗せるか!ぐらいのノリ。
ただ載せられる方から見ればやっぱそうは見えないわけでなー。気持ちはスゲェわかる。
俺はやっぱり、中村氏と同じくデッキが公開されるのはしょうがなくね?って感じですけど。

まあでも、若山さんが仰るような、大会ってそこ含めてのものでしょ?と言うのも確かに仰る通りなんだよなしかし。
MtGって積極的に情報を公開する人がいたからこそ発展してきたって言う面もあって、そこ否定しちゃうと次につながらねぇよなってのもスゲェわかるんですよ。特に若山さんのようなメディアサイドの人間にとっては死活問題かもしれないし。

森慶太

今ウィザーズ日本MtG部門の代表を務めている森さんも、元はと言えば情報絡みで活躍された方ですし、ウィザーズ的にも情報は公開すべきって言うスタンスだとは思いますしね。

結局なんで前日のデッキが当日のカバレージに載ってるのかはよくわかんないんですけどね。
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