(´・ω・`)ニチャア





やる夫がお隣のお姉さんを孕ませたようです
 
クッソ昔に読んだやつだけど、再読しても面白いですよ。

■あらすじ
どうも作者が即興で書いてたようなので、あってないようなもんだけどねあらすじ。

ど田舎の限界集落に住む高校生・やる夫はうっかりお隣の幼馴染のお姉さんを孕ませてしまう。
すったもんだの責任を取って村長を勇退する父・ドラえもんに代わるべく急遽呼び戻された兄・やらない夫は、子供がほとんどいない村の現状に気づく。
彼は、故郷を再生することが出来るのか?

■感想
あらすじ読んで分かると思うけど、序盤の時点で既にタイトル関係なくなってますからね。

この話が一番面白いのは配役だと思う。配役がスゲェうまい。
配役がうまいから、あとはその配役に沿ったストーリーラインを組むだけで話が転がっていく。即興で書けたのもそういうとこに要因があるんだろうな。
すごいと思うよほんと。適材適所っていうんすかね。

やる夫系オリジナルのいいところは、キャラを二次使用する関係上、キャラの背景説明が既に済んでるとこですよね。シリーズの2巻、3巻みたいな雰囲気で書いていけるので。

■限界集落
過疎化と高齢化のダブルパンチで消滅しそうな集落らしい。
確かになー、我が家の周辺も結構小学生人数が減りつつあるらしい。人口多いとこでもこれだから、田舎ならなおさらなんだろうね。

作中のような復活を果たしたむらはあるんか?と思って調べてみました。

平均年収2500万の村も。「脱・過疎」を果たした地方の星

長野県川上村は農業。新潟県十日町市池谷は農業と研修生受け入れ。大分県豊後高田市は観光。島根県海士町は教育と都市交流?
こうしてみると、作中の若者を呼び込んで農業をやらすってばっちり正しいんだな。あの雑に土地をばらまく漢字も田舎ならではなのかなぁ。空き家を利用した移住促進ってまさにアレだよね。

いやー、適当に書いたにしてはスゲェな。正しいんだなアレ。


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