(´・ω・`)You burn all my energy.


話の流れがわかんない人はこっちを読んでね。

TCGサプライはどこまで許されるのか。

■Lycee
いわゆる一般的なTCGイラストから逸脱したイラスト…というのはリセのカードイラストが最古ではないでしょうか。かずみ義幸氏のイラストでちょいちょいありましたよね。

リセというゲームは各メーカーのエロゲのキャラを使った版権TCGで、型月やleafなど有名ブランドを片っ端から抱え込んでいました。ユーザにクソ野郎が多すぎて(?)潰れちゃいましたけど。
まあそもそもがエロゲ由来、そしてゲームもかなり難しかった上に金がかかる。参入障壁があったために、この別に多少エロくてもええやろぐらいな文化がほかへ流出することはありませんでした。

金がかかるって言うのはどのレベルかというと、環境についていくと年間40万ぐらいかかったそうです。らんらんは豚なのでそこまでしませんでしたが、大会に来るたびにとりあえず箱を剥く人とかいて、ああこのゲームは沼だなと思ったものです。

■ブシロードの出現
そんな中ブロッコリーのお家騒動が勃発し、2007年に木谷氏がブシロードを設立したことはみなさんご存知かと思います。
この時にブロからカドカワとパイプのある人間が引き抜かれ、ついでにプロレヴォが死んだのもご存知かと思います。

このブシロードがD-0の失敗から学び、満を持して世に送り出したゲーム、それがヴァイスシュヴァルツでした。

■WSの出現
WSは2008年から本格的な商品展開が行われていますが、1年目のタイトルをいくつか拾ってみましょう。
Fate、リトバス、なのは、D.C.。
…リセと被ってますね。なのははリセに出てないですけど、こいつはそもそもアクエリにしか出てないせいで長らくTCG化が望まれてた版権です。ぶっちゃけWSのなのはもアクエリのなのはも強くなかったんですが、それでもWSの最後の夜天の主 はやてとかはいいお値段してました。

さて、このゲームは非常にカジュアルで、敷居の低いゲームでした。
どれぐらい敷居が低かったかというと、一例としてパンプをバンプと間違える奴がアホみたいに多かったというのがあげられます。当時のWSwikiのトップページにはクッソでかでかと「バンプではありません!!パンプです!!」って書いてありましたからね。ヤバイ。

気持ちよく 負けられる ゲームデザイン

細かいことは武士の島村Pが講演会で語っています。この人はカーキンから武士へ転職してWSに関わったという珍しい経歴の人ですね。

■WSの影響
ここで非常に困った事態が発生します。リセプレイヤー…いわゆるオタクプレイヤー好みのタイトル。ライトユーザでも気軽に遊べるゲームシステム。
そう、これまでリセのめんどくさいゲームシステムによって分断されていたユーザ層が出会ってしまったのです。
そしてそれは、”エロくてもよくね?”という文化の漏出を意味します。
現在のDM界隈における18禁サプライの源流は武士にあり、そのもとはシルブリにあるわけなんですよ。

そもそもなぜエロくてもいいのか?というとこれは非常に単純で、彼らにとってユーザはオタクの同志だからです。エロゲ原作のゲームやってるやつは大体エロゲやってるでしょ。WSやってるやつもアニメ見てるし。大体同志なんですよ。その同好の士が出会う場所なんだから、ちょっとぐらいエロくてもなんか問題ある?ないよな?だってわかってるやつしかいないじゃん。
つー話です。

対して、DMユーザのような人間は違う考えを持ちます。
DMプレイヤーからよく聞くのは、TCG文化という単語。こちらがTCGを起点にして考えます。
しかし向こうはオタク文化を起点にして考えているんですね。だから話が合わないし認識もあわない。
今はまだ議論が成立していない状況です。

■企業
企業サイドも自分が捕まえているユーザ層のことはよくわかっていて、例えば武士は自社の大会ですら使えない18禁プレマを販売していました。公式大会で使えないならもう非公式で使うしかないよな?
このへんはブロもあんまかわんないですよね、程度問題ではありますが。

■つまり
結局これはプレイヤー層とオタク層の2つの異なるレイヤーが交錯しているために起こった問題で、売る側としては儲かった方が嬉しいので儲かる方へ煽りまくるという感じなんですね。
武士は18禁プレマ売ってるけどタカラトミーはそんなことしないでしょ。レイヤーが違うんですよね。

というわけで結論としては、そういうのはそういう連中ばっかのゲームでやってくんねぇかなぁというところです。


全然関係ないけど、こう振り返ると俺って結構真面目にゲームしてるんだな。