(´・ω・`)安城と三河安城と新安城があるんですよ




狂四郎2030、と聞いてもみなさんご存じないでしょうけれども、カレーの元ネタだといえばわかるでしょうか。
あの「今日は一杯食っていいぞ!」 ってやつね。

時は2030年、ゲノム党の一党独裁支配下にある日本。第3次世界大戦の中で農産物輸出国が軒並み壊滅し、食糧不足に陥ったため国民は農場で働かされています。コルホーズ。
そんな中、下級警察官として日々パトロールを続けているのが狂四郎でした。
別に狂四郎がクーデターを起こして政権をひっくり返す話ではなく。彼がネットを通して知り合った女性に一目ぼれし、彼女を助けに行くって言う話です。
最後まで読んでもゲノム党が崩壊したりはしません。

SWEP2みたいなね。最終的にゲノム党の党首である二条は失脚するんですけど、でも何も解決しないんすよ。状況は一切変わらず、ただ主人公とヒロインが逃げ出してEND。
ターちゃんと同じ作者なんすよねぇこれ。

SFとして面白い要素がいくつか出てきます。手塚治虫の頃より連綿と続く、国家を統括するマザーコンピュータもちゃんと出てきます。
マザーコンピュータと言えば、PLUTOでの描写は良かったですね。アレロボットが人間を滅ぼそうとしてたって言う話で、アメリカのマザーコンピュータが黒幕だったわーみたいな描写があるんですけど、そこの描写がまんま手塚治虫でおっいいぞと一人で思ってました。
火の鳥にもマザーコンピュータの話はあります。核戦争だったかなんかで荒廃した地上を捨て、地下にメトロポリスを建設した人間達。しかし各都市のマザーコンピュータ同士が宣戦を布告し合ってしまう・・・って言う。あそこの描写を思い出しましたね。

他、よかったのはデザインヒューマンです。最初は国民が農場で働いてるんですが、物語後半になると農場用のデザインヒューマンが作られるようになるんすよね。デザインヒューマンつーのは・・・まあ意志を持たないエヴァみたいなもんだと思っていただければ。
で、ゲノム党が最終的に目指してたのは、デザインヒューマンに雑用をやらせて自分たちは遊びほうけるって言う古代ギリシャ的な世界観でした。そうなると国民が邪魔なので適当に働かせて殺すって言うなんかもうどうしようもねぇなこれ感が極まる話です。

読んでね!
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