(´・ω・`)僕は目を閉じうんたらかんたら


 
統計的には、2度あることは3度あるという言い回しが正しいそうで。

天気とか経済とかには予測モデルがあって、その予測モデルを使って未来を知るわけなんですけど。
その予測モデルっていうのは過去を使って未来を導出するわけなんですね。
だから、2度あることは3度ある。

無論経済の予測モデルが破たんすることは往々にして存在します。有名なのはリーマンショックですよね。だれもがサブプライムの脅威を過小評価していた。
なぜそうなったかというと、サブプライムというのは過去に例がない金融商品だったからなんですね。過去に例がないので適切な予測モデルを構築できなかったという面がある。
かつ、危険を示すシグナルは何度も発されていましたが、リーマン・ブラザーズはゲームから降りなかった。いや、降りられなかった。
危険を見逃すようなバイアスが彼らにかかっていたんです。

 バイアスと言われてもわかんねぇよ!そんなあなたにカードでご説明。

今マジックの市場は大変に加熱しています。最初のデュアラン・・アンシーなんて今や2万。しかも2万で買ったアンシーをしばらく使ってから売ると、2万返ってくるんです。使った後なのに。どうかしてる。

そしてこれはレガシーだけでなくモダンでも起こっている事象です。
 たとえば刻むジェイス。発売時は4000円。スタンで禁止になる直前は6000円。今は10000円。
たとえばタルモゴイフ。モダンが始まったときは10000円。モダンマスターズで再録された後は、再録版が10000円。
カードバブルの真っただ中なんです。

もしあなたがこの中心にいたと想像してみてください。あなたの持っているジェイスやタルモはどんどん値上がりしています。落ちる気配はありません。ボブのような他のカードも値上がり始めました。
あなたはきっとそれらのカードを売らないでしょう。もっと値上がりするだろう。そう思うでしょう。

これこそがバイアスです。歴史的には、値上がりの後必ず値下がりが来ます。ガンホーの株だっていつまでも値上がり続けたりしませんでした。オランダのチューリップバブルも日本の土地バブルもアメリカの住宅バブルも、必ず値下がりする瞬間が訪れました。
みんな知ってるって?そうでしょう、きっとみんな知っているでしょう。

バイアスの真に恐ろしい能力は、見えているものを見えなくすることです。自分に都合のよい事柄しか見えなくなってしまうのです。最後までレイヴンを売らなかった連中を見れば、それがわかることでしょう。



回避するためには、人間の限界を知ることです。
未来を完全に予測することは誰にもできません。ですから、先行きがわからない時は先行きがわからないなりの行動をとらなければいけません。永遠の値上がり・・つまり確定された未来を信じてはいけないのです。

っていう話が最近読んだ本に書いてありました。
野球とかめっちゃすごいらしいっすよ。セイバーメトリクスとかPECOTAとか言うてさ。
PECOTAってのは選手の将来を予測できるシステムなんすよ。対象選手と似ている選手を過去データから引っ張ってきて、その似ている選手の将来から対象選手の将来を予測するとか、今期の将来を予測するとか。
尋常じゃないっすよね。

まだThe Deckみたいな衝撃を与えるデッキは、理論は組めるはずなんです。突き詰められるとこはいっぱいある。
なんとかしたい。 
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